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丸井グループ社内報 Challenge World 6月号 Vol.405

CM出演の感想

実はCMには丸井織物の社員もたくさん登場しています!(探してみてください!)
中でもメインで映ってくれた3名に感想を伺ってみました。


「下見の時から少しアテンドさせて頂き、本番にもご縁で出演させて頂きました。
グータッチするだけと聞いていましたが、まさか十何テイクも撮り直すほど重要なシーンとは…( 笑)。
下見、小物準備、セリフ覚え等、30 秒のCM を何日もかけて制作する舞台裏を見られてよかったです。」


「お声がけ頂きまして、数秒のシーンの撮影に参加しました。
何度も撮り直すため1 ~ 2 時間かかり、普段見ているCM にもスタッフの見えない努力が色々とあるんだと感じました。
 今回は突然メイクさんが出動し、私の髪の毛をガチガチに固められたので、その辺りも是非見てもらえれば。」


「撮影はかなり本格的で、照明やカメラ画角などプロの方々のこだわりをすごく感じ、役者さんもイケメンで貴重な体験をさせていただきました( 笑)。
 日頃、皆さんが使用するP ルームの解析機器などもライトに照らされてかっこよく映っています!」

会長の一言

丸井織物 宮米織物 倉庫精練 代表取締役会長 宮本 徹

【心理的安全性がある職場とぬるま湯の職場との違い】

最近、Google での心理的安全性という言葉をよく聞きます。心理的安全性が高い職場はぬるま湯につかった職場という誤解もあります。両者の違いは、まず心理的安全性が高い職場は、人間関係が良好で仕事の要求水準も高いです。売上をのばすために異なる提案や業務効率に関する問題点を指摘するなどが考えられます。失敗や意見が対立することもありますが、人間関係に亀裂が入るとは誰も考えていません。それぞれが仕事の要求水準を満たすため行動していると理解しているからです。時には対立するものの目標達成に向け一丸となり協力できる職場といえ
ます。一方で、ぬるま湯につかった職場は、表面上の人間関係が良く仕事の要求水準が低い職場といえます。多くを求められないため、リスクのある行動を基本的にとりません。与えられた仕事を教えられたとおりに進める、なんとなくおかしいと感じていても相手に配慮して問題点を指摘しないなどが考えられます。表面上の人間関係が良いうえ、リスクのある行動をとろうとしないため、業務上の問題で人間関係に亀裂が入ることはほとんどありません。対立することは少ないですが、目標達成に向け一丸となり協力することも少ない職場といえます。

PTJ展【常識を壊す】

「Premium Textile Japan 2024SS @ 東京国際フォーラム」が 5/24( 水) ~ 5/25( 木) にて開催。
前回よりもコロナウイルスの影響が収まり、国内外からの来場者が増える予想をしている。(※記事執筆は5月23日)

コンセプトに驚いているかと思うが、我々は本気で常識を壊します。

これまでも他出展企業とは違う展示をし、「NOTO QUALITY= 白黒のみで展示を構成」と印象付けた。
いい意味で周りから「孤立」できていたと思う。
更に突出する為に、「これまでの常識を壊して、新しい展示にしよう」と決めた。

MIA マルイイノベーションアワード第2回開催!

今年も開催することとなりました。
前回よりも更に「事業化に焦点を当てる」ことがポイントとなります。
たくさんのご応募お待ちしております!

(※前回入賞案の事業化チャレンジ状況は、本誌にて掲載しております)

丸井グループ社内報 Challenge World 5月号 Vol.404

グループ横断トピックス 

わが社の自慢

今月号から新企画が始まりました!
丸井グループの皆様に共通テーマに答えていただく企画です。初回から各企業の特色が出てとても面白い結果になりました。不定期実施ですが、皆様楽しみにお待ちください。

会長の一言

丸井織物 宮米織物 倉庫精練 代表取締役会長 宮本 徹

【トヨタとの技術交流と東レ愛知・岡崎工場を見学して】

弊社の5S 活動で「すぐにもとに戻る」「儲からない」と耳にします。トヨタ様との技術交流や先日東レ様の愛知・岡崎工場を見学させていただき感じたことが2つあります。一つ目は、当社は「5S の真の目的が理解されていない」ということです。整理は「要らないものを処分すること」ですが、これは単なる応急処置であり再発防止にはつながっていません。処分する原因を明確にし、再発防止に取り組むことが大切です。清掃は「掃除をする」ことで、品質や安全性を守るために重要ですが、付加価値を生みません。そのため、汚さない工夫を行い掃除時間の短縮に取り組み、清掃レスを目指すことが重要です。
 二つ目は「2S+5定」で現場を見ていないことです。日常の改善活動で単なる5Sでは限界があります。病院ドラマで手術を行う執刀医の隣で看護師が手術道具をタイミングよく提供している姿を見ます。まさしく「トヨタ生産方式のジャストインタイム」で、必要な時に、必要なモノが、必要な場所に、必要な量を提供されています。5定は、「定路・定量・定置・定名・定色」です。モノが動く限りは、5S に5定の考え方を取り入れる必要があります。

役員人事異動

宮本 米藏    取締役副会長(丸井織物・宮米織物)就任 
村本 和宏    専務取締役(丸井織物)就任
宮本 智行    専務取締役(丸井織物・宮米織物)就任
鍋野 勇一    常務取締役(丸井織物)就任 
宮本 淳二    取締役(丸井織物)就任 
水口 茂     相談役(丸井織物)就任
鈴木 秀利    代表取締役社長(倉庫精練)就任
北野 雅博    代表取締役副社長(倉庫精練)就任

【新任役員からの抱負】
「丸井グループ独自の商品が世界に少しでも認められるよう頑張ります。」(宮本淳二 取締役)

メディア出演情報

4月14日(金) 放送
【ガイアの夜明け ーお気に入りの服 いつまでもー】
 ∟フォーエバー21 の生地開発パートナーとして丸井織物が登場!

4月14日(金) 公開
【仮面女子『UP ☆ T ~アップテンション~』MV 】
 ∟ UP-T をテーマにした新曲ミュージックビデオの撮影が丸井織物の工場で行われました!

・MV全編はコチラから!

4月15日(土) よりオンエア
【UP-T 新CM】
 ∟今回もかまいたちのおふたりが出演!関東・関西・北信越で1 年間放映予定です。

・ライブ篇A
・ライブ篇B

丸井グループ社内報 Challenge World 4月号 Vol.403

新規事業から基幹事業へ躍進を続けるUP-Tの未来とは?

=丸井織物 専務取締役 宮本智行=

ロゴマークの刷新やTGC、丸井グループについてのインタビューをお届けします!

編集部(以下編):UP-Tを新規事業として始めたきっかけを教えてください。
智行(以下 智):そんなに深く考えていたわけではなくて、’15年のジュニアボードで何か新事業を作ろうくらいの感覚でした。

:Tシャツのプリントに至ったのは?
智:それも特に理由は無くて、ものづくり系のIT事業がいいかなと思って、一番簡単なのがTシャツでした。最初の売り上げは月6,000円です。

編:成長のターニングポイントは?
智:3つあって、一つ目はWeb広告を出したとき、二つ目はユーザーのデザインを販売するシステムを作ったとき、三つ目がテレビCMを始めたときかな。

編:軌道に乗るまではどうでしたか?
智:売り上げが爆増したのは一年後ぐらい。しっかりとリスティング広告を打ち始めてからですね。他にも色々ありますが、運が良かったんですかね。実は失敗したことがあまり無くて、何かやればどこかが伸びるんですよね。

編:新事業は確信があるのですか?
智:確信は1ミリも無いです。「これ成功するの?」と聞かれても「分からない」としか言えないです。役員会でもよく聞かれるんですけど、「上手くいかない可能性が高い」と答えています。それでやるなと言われたら「じゃあやりません」で終わります。

編:確信はなくても、運は味方すると?
智:運がひとつと、あと、自分を信用してないです。何が素晴らしいとか正しいとか、そういう基準があまりない。だめだと思ったらすぐに切り替えて、どんどん軌道修正をしていきます。

編:アイディアや発想はどこから?
智:世界で一番UP-Tを使っているから思いつくのかと。5分に1回はUP-Tを見てるので、バグにも気付きます。みんな何かを好きだとか言うけど、実際にはそこまで見れないと思うんです。でも僕は自分の仕事をずっと見ています。

編:すごい執念…好きなものを見続けて、ひらめきや気付きが出てくると。
智:全てこんな感じです。ただ興味ないことは全くやりません。色んな事業をやってきたことが背景にあるかもしれないけど、何かと何かを繋げるやってみようとか。あともう一つあって、パクることに躊躇が無いんですよ。

編:パクる!? 真似することですか?普通は躊躇することですよね。
智:上手くいっている人を真似したほうがいいかなって。よくないのは、中途半端に自分の色を出すこと。それをやっている人は大体失敗している。だから、突き詰めたら、その先は自分で考えます。

編:UP-Tはもう「パクる」ではなく、その先の段階なんですか?
智:『次は海外に売らなきゃ』っていう話が出てきます。だから越境ビジネスのECサイトのシステムを調べるために、アメリカへ行ってきました。
僕の言う「パクる」というのは、相手のことを全て知り尽くすことなんです。だから結構難しいんですよ。そのために海外まで行って「あんたのとこ時給なんぼなん?」とか失礼な質問もします。怒られるかもしれないけど、僕はその辺のリスク感覚があまりなくて。

編:ただの模倣ではなく、それを超えていく。
智:表面だけでは意味がないんです。ポイントが何かをしっかり分析や理解をした上で、本質的なものを徹底的に追求する。例えば、海外のオンデマンドビジネスに見た目を似せても、原価が高くてできないってなる。だから利益率やシステムがサイトの生産体制にどうつながっているかまで調べる。その上で原価構造どうなっているのか、どの様にマーケティングしていくべきか。さらに利益率を考えていく。

編:掘り下げて、分析して本質をつかむ。
智:僕は人よりも執念深し、誰よりも調べるし、行動力もあります。周りを調べないで自分は最強だとコアを分からずに失敗する事業家をたくさん見てきました。だから僕は恥をかいてでも最初にどんどん聞いて調べていく。ここ最近、日本人が得意な泥臭く汗をかく人が減ったなと思います。どの業界でも飛び込むことが必要なんじゃないかと。

編::UP-Tのロゴを刷新したのは目的があるからですか?
智:時代に合わなくなってきたなと思ったので。最初は「Tシャツを売る」というロゴだったのですが、今の目標に合わせました。Googleもシンプルなグローバルデザインになっている。海外進出やプラットフォームを見据えたデザインという要望を出しました。

>>>「名称とロゴ変更のお知らせーニュースリリース

編:様々なイベントや東京ガールズコレクション(TGC)に協賛しているのは?
智:特別に大きな理由があるわけじゃなくて、感覚的なところもあります。UP-Tの利益率は決まっていて、余剰の広告費が少しずつ出てきました。その中で、成長も含めて面白いんじゃないかと思えることをやっています。以前はアイドルフェスの末端だったけど、いまはイベントの冠ができるようになった。今年はそれぐらいの予算ができたね、という感覚です。

編:キャスティングや企画はUP-Tで考えているんですか?
智:そうですね、UP-Tで考えています。僕はアイドルが好きなので、アイドルのイベントを開催したい。でも利益がなかったら会社から駄目だと言われてしまう。だから企画から考えて次のイベントにつなげる。モデルとお仕事したら面白そうじゃないですか。なんか何か起こりそうじゃない?

編:感覚的なことを具現化すると思わぬことが起きる?
智:そうかもしれないです。TGCに出たら、来年は海外のコレクションにという話も来ました。一番のポイントは、色んな話が廻ってくること。チャンスを逃さない。自分なんてまだまだだからと閉じるのでは無くて、広げていくことが必要じゃないかと。TGCではひろゆきさんとも色々なことをお話しできて、そういうきっかけはとても大切なことだなと。最近はうちの課員もとりあえずやってみよう!という感じになってきました。UP-Tに対するプライドを持っているような気がします。

編::そのコミュニケーションとビジネスは関係しているんですか?
智:必ず仕事のことは考えています。何かしらUP-Tの役に立つとか、丸井織物のためにどうすべきかは当然考えています。面白くないとやりたくないタイプなので、だからこそ仕事と地続きにしていく。オリジナルTシャツを販売しながら、大変なイベントをやろうとしないと思うんですよ、普通は。ぜんぜん地続きじゃない(笑)。でも無理やり接着剤でくっつけて、地続きにすることもある。そういう仕事の作り方をいつも考えています。

編:新たに考えていることはありますか?
智:UP-Tの経済圏を考えています。プラットフォームの中でお金が回るという意味です。楽天には楽天ポイントという独自通貨があって経済圏が成り立っていますよね。UP-Tポイントで色々なサービスが受けられる、これはプラットフォームの最終型です。これには海外も入っていて、NFTだったり特典会ビジネスやライブ配信も開始しています。販売もイベントも全てが繋がっていくっていうのがUP-Tの経済圏です。

編:それがゴールなのですか?
智:ゴールではないですね。それはあまり定めてなくて。一つだけ言えるのは、ものづくりは中心に置き続けたいなって思っています。丸井織物はメーカーですし。

編:それも無意識の感覚なんですか?
智:いや、意識的です。やっぱり丸井グループだからです。それはもう当然です。丸井グループじゃなければUP-Tみたいなサービスやってないと思います。思想的な意味合いもありますけど、プロダクトをちゃんと生み出す、生産するということです。

編::ちょっと話をもどして、なぜアイドルが好きなんですか。
智:かわいいから!これは半分冗談ですけど(笑) 僕は中学生の時にちょっと辛い思いをして、引きこもりで友達もいなかったんです。もちろんモテたこともない。だからアイドルのイベントや特典会に行って、ありがとうって言われると素直に嬉しくて。やばい話になってますか!?

編::いえ、健全だと思います(笑)!
智:僕個人の意見としてですが、アイドル文化も他のカルチャーも日本ならでは。これを世界に輸出していくっていうことは、まだ可能性があると思っているんです。韓流とかのいわゆるプロフェッショナルな文化とはまた違う。クールジャパンとも違う。日本独自のものを現地に馴染ませるように少しずつ変えていけば、アジア圏でビジネスの可能性があるんじゃないかと思っています。
今あるブランドもほとんどそうで、ユニクロだってはじめから、あのブランドであったわけじゃない。頑なになるのではなく、変化させていくことも必要です。

編:UP-Tの開発や技術を織布に還元すると伺ったことがあります。
智:アプリやクラウドシステムで見える化していくことですね。それはすでに情報システム部がやっていて、織布のシステムはどんどんクラウド化しています。そういった技術の共有は必要だからやるっていうことでいいんじゃないかな。
僕がダメだと思うのは「シナジー、シナジー」と言って無理やり繋げようとすること。そうではなくて、必要だからやることが大切だと思うんです。
そしてシナジーが必然的に生まれたときに、それを実現できるような組織にしておくことの方が大切です。新しいことや大変なことを形にできることがポイントだと思います。

編:執着をもって掘り下げることは丸井グループの事業にも繋がりますか?
智:丸井グループは能動的なので、決められたことをどんどん掘り下げることは得意です。ただこれから先の時代はいまやっていることが本質から外れてくる可能性があります。だから客観的に第三者や他のビジネスに繋いでいくことができれば、繊維事業で新しい何かが生まれるかもしれない。そういった人材が増えてくれば丸井グループには可能性がたくさんあるし、もっともっと本質を深掘りしていけると思います。

 

会長の一言(編集部篇)

丸井織物 宮米織物 倉庫精練 代表取締役会長 宮本 徹

今月の「会長の一言」は、係長以上を対象に行われている会長講話「丸井イズム伝承研修会」を編集部がレポートします!

【實誠】【以和為貴】

皆さん、この漢字は読めますか? 研修会で重要な言葉として紹介されたものです。こちらは「誠実」と「和を以って貴しとなす」という言葉で、丸井織物初代社長の創業時からの想いとして後代に引きつがれており、経営のルーツとなっています。

 「誠実」…真摯に立ち向かう。やるべきことを全うすることからつながる信頼。現在の価値基準にも記されています。
 「和を以て貴しとなす」…相手を尊重し認めあい、協調して事を成す。皆でやっていくことが丸井の強みであり、これまでもずっと大切にしてきた考え方です。

 最近、会長がよく仰る「バラバラで一緒。様々な個性を持った人が集まり、活躍できるステージがある」に通じていると感じました。
「誠実」は丸井織物の厚生棟事務所に、「和を以て貴しとなす」はミーティングルームに今も掲げられています。
 変化の激しい時代ですが、このルーツは不変なものだと感じました。グループの一人ひとりが大切にしていきたい言葉です。

丸井グループ社内報 Challenge World 3月号 Vol.402

テキスタイル開発部の仕事の一端をご紹介します!

-糸と織と加工の組み合わせは無限。日々の努力で新たな提案をするのも開発のお仕事-

[ 軽量ダウン素材 ]

ダウン用に開発された素材は、軽くてしなやか、そして丈夫でダウンプルーフにも強い両極を持ち合わせた素材。
シーズン毎に改良を重ねることで要望は高くなっていくが、様々な糸や組織を組み合わせることで解決へ導き、安定した量産につなげることも丸井織物の開発力。

[ 新感覚のストレッチ ]

「リラックスストレッチ」は身体の動きに合わせてしなやかに伸びる新しい織物。
素肌にも心地よく、自然に伸び縮みする感覚は言葉では伝えにくい…です。
設計の密度を誤った際に偶然生まれたものも有りましたが、予想外に物性検査もクリア。
機能や要望に応えるだけではなく、感覚や独創性を持って提案することも、丸井織物の総合力のひとつ。

[ FN加工 ]

FNとは合繊で作り出す風合い「フューチャーネイチャー」のこと。
倉庫精練の加工で微細なシワを作り出すことで、天然繊維のような表情に。
新たな素材を生み出すために試行錯誤中。途中経過で製品化の可能性があるものが生まれるが、理想のFNに近づくまでもう少し!

[ 撥水の未来 ]

生地に加工することで水をはじく「撥水」。
これまではフッ素化合物によって効果を得ていたが、フッ素不使用の技術が進化した「CO撥水」の導入が進んでいる。
しかしチョークマーク(剥離)という課題があり、その解決に取り組んでいる最中。
架橋(接着)材だけではなく、機屋として何ができるのか?グループの強みを生かし、糸や組織からのアプローチを模索している。

[ 海外視察 ]
視察で訪れたISPO(国際スポーツ用品専門見本市)では、サーキュラーエコノミーやモノマテリアルへの流れを感じた。
これは資源、素材、製品を循環させる究極のリサイクルのことで、今後は必要不可欠。
国内ではサステナブルが浸透してきたが、川中企業としてさらに先を見据え、CSR(企業の社会的責任)も含めて何ができるのか。
機能だけではなく、社会に必要とされる開発にも取り組んでいる。

>>> 丸井織物のテキスタイルをもっと知りたい方はこちらから。
2023/24 New Collection

[ 更なるシナジーに期待! ]

カプセルボックスが丸井グループの企業となって1年。
新しい東京オフィスに引っ越してお隣さんになったSCM事業部の素材に、シルクスクリーンでプリントをしてみることに。
繊細な生地なので前例があまりないものの、テストではインクのノリに問題は無し!
ストレッチの効いた」この素材をどう生かすべきか…。
リサイクル素材を使ったバッグにも興味があるので、開発部の皆さん、よろしくお願いいたします!

 

会長の一言

丸井織物 宮米織物 倉庫精練 代表取締役会長 宮本 徹

『まずやってみる』スピードが大切

ビジネスは不確定要素が多く、ほとんどのことはやってみないと分かりません。そういうと身も蓋もありませんが、考えた通りに物事が運ばなく想定外のことが起きます。新しいことは誰よりも早く始めることが大切です。「まず、やってみる」そして、そこから学び、再びトライすることの繰り返しです。多くのトライを積み重ねた者が結果として多くを学び、多くの成果を上げていくのは必然なのかもしれません。
経験は仕事をスピーディーに進めるうえでは貴重な力になりますが、思考の段階では邪魔になる場合もあります。そして自分の知識や経験の外にある物事に対してついつい否定的になりがちです。
「まず、やってみよう」という意識が大切です。

丸井グループ社内報 Challenge World 2月号 Vol.401

ウィル・テキスタイル

代表取締役社長 磯岡 潔

丸井グループに加わって4年目。
素材開発から企画・縫製までのシナジーを。

最高の素材でよりお客様に信頼されるパートナーへ。

我々ウィル・テキスタイルはスポーツウェアの企画開発、製造、販売を行っている会社です。
アウトドア、ゴルフ、レインウェアを得意とし、企画生産部門を持たないスポーツアパレルやスポーツ小売店PBのODM(相手先ブランドの企画製造)を手掛けています。

職種を大きく分けると、営業と営業アシスタントで構成されています。社員一人一人がお客様の目線で一緒に仕事をし、信頼されるパートナーになることを目指しております。そのためには個人のスキルを上げ、強い集団になっていく必要があります。

当社では貿易、財務、為替、製品などの勉強会も定期的に行っています。講師は基本的に社員。講師になると皆に説明するため、また質問に答えるため、まずは自分自身が必死になって勉強を行うことになります。そして社員同士のコミュニケーションを良くするため、リフレッシュできるようにゴルフ部、ヨガ部、スポーツ観戦部、映画部の活動も行っています。

取引先様とは密接で、取引の長いお客様が多いと思います。「お客様の企画生産部門を担う」という信頼されるビジネスパートナーになることを目指し日々頑張っております。

丸井グループに加わって4年目になりますが、私は丸井織物が作る織物は世界一と考えていますし、国内外のお客様からも高い評価を頂いております。開発部長に協力いただき、ウィルオリジナル素材を開発し、実際にそれを製品にしてお客様への販売も毎年着々と増えています。また「丸井織物の生地&ウィル企画縫製」の製品を海外マーケットに販売する計画も進行中です。

ウィル・テキスタイルは丸井グループの一員となったおかげで3年前には5億円だった売上が今年で20億円、来年は25億円になる予定です。

「仕事を楽しむ」これは永遠のテーマですが、95%が苦しく大変でも残りの5%を楽しめたら、そして優秀で楽しい仲間たちとだったら、必ず困難な壁も乗り越えられるものと信じています。ウィル・テキスタイルはこれからも皆様とともに、新しいコト、ワクワクするコトに挑戦していきます!

 

会長の一言

丸井織物 宮米織物 倉庫精練 代表取締役会長 宮本 徹

日本的経営とアメリカ的経営

日本的経営では会社も利益も人間が生きていくための手段に過ぎません。社員はその会社での仕事にやりがいを見つけ、社会での役割を感じ、それぞれが強い志で臨みます。年功序列や終身雇用が悪しき習慣と言われますが、突如切られる不安がなく腰を据えて仕事ができる点と、部下をじっくり育てるというところに良い点があります(技能も社会人としてのマナーも)。
アメリカ的経営はいつでも辞められる、仕事を選べる、多種類の技能が身に付くなど、とても魅力的な面がありますが賃金が払えなければ解雇です。人の心の問題に触れず、労働力のみを対象とする経営です(グローバル競争の時代にはその厳しさも必要です)。
個人的にはその間がいいと考えています。利益意識のない人でなく、技能を持った人がそれぞれのニーズに合わせてチームを組み、多種類のプロジェクト群を経験する。それぞれが得意分野を持ち、強い責任感とともに欲しい対価をもらい、役割を果たしていく。技能を持たない人でもやる気のあるものはOJTで実践を積んでいく。このようなことが必要だと思います。

 

個別改善発表大会 結果

[個別改善発表大会とは]
夏と冬の2回行われる、丸井織物の各部署のサークル活動の成果を発表する場。
日々の仕事の中で「こうしたらよりよくなるのでは?」という視点を常に持ち続け、各サークルで自分たちの現状を把握し、実際に成果を出すために取り組んでいます。

最優秀賞
管理課 管理サークル

優秀賞
生産管理部 adminサークル

丸井グループ社内報 Challenge World 1月号 Vol.400

※Vol.399は「丸井グループビジネスコンテスト特集号」として紙媒体にて発行済みです。Web掲載はございません。

新年のご挨拶

丸井織物 宮米織物 代表取締役社長 宮本 好雄

「冬晴れ」新年の始まりを思わせる陽の光に包まれた蛇ヶ池。撮影:古澤久良

今年は60年に一度の「癸卯(みずのとう)」。
これまでの努力を糧に、グループとして大きな飛躍を!

皆様、新年明けましておめでとうございます。
昨年は、第三織布工場での141台の織機入替、倉庫精練社でのDP工場立ち上げ、そして倉庫精練社の完全子会社化と、大規模な設備投資・M&A投資を実施しました。その償却・資金負担等は大きかったですが、2021年経常利益水準をなんとか維持する事ができました。ありがとうございます。

グループ損益は、売上が220億円前後で順調に伸びてきております。営業利益も14億円前後で、2021年と同水準を確保する見込みです。
個別にみると、ウィル・テキスタイル社は売上・利益ともに過去最高予定、丸井南通社も売上が過去最高予定です。

さて、今年は、「癸卯(みずのとう)」という干支で、「これまでの努力が花開き、実り始める」といった縁起のよさを表しているとありました。2020年からのコロナ禍もそろそろ終焉となり、2023年は3年に渡るコロナ禍から大きく「飛躍」し、私たちの生活が大きく「向上」する年になる事を祈ります。
昨年から続く電力等のエネルギー費用はじめ、糊・油剤費高騰等、何もかもがコストアップになっております。まずは、「自分の城は、自分で守れ」で、コストダウン、生産性アップ、自動化・省人化等、自分たちで出来ることはスピード感を持って取り組んでいきましょう。

1月より第4期ジュニアボード研修が開始となります。コロナ禍で世の中が大きく変化し、現在の中期ビジョン「NS-300」に次ぐ、新中期ビジョン制定に取り組んでいただきます。メンバーの皆様は、長丁場ですが頑張っていただきたいです。

最後になりますが、今年こそはゼロ災の達成、そして皆様及び皆様のご家族様が健康で幸せな一年を過ごされることを心より祈願し、新年のご挨拶とさせていただきます。
 

会長の一言

丸井織物 宮米織物 倉庫精練 代表取締役会長 宮本 徹

時代や環境の変化に適応し、
成長・発展のチャンスにする。

新年あけましておめでとうございます。
昨年は皆様のご協力や努力でコロナ前の業績にほぼ、戻ることができました。足元の経営環境は、回復基調にありますが、ウクライナ問題の長期化によるエネルギー価格の高騰、世界的なインフレの進行、欧米の金融引き締めによる世界経済の減速、大幅な円安、電力料金の値上げなど、先行は不透明な状況です。
その中で弊社が更に成長・発展していくには、環境変化に適応していくしかありません。大きなチャンスがきたと考えています。

昨年、経済産業省より繊維ビジョン2030も発表されました。弊社の方向性と大きな乖離もありません。今年は、丸井グループのさらなる発展のための新中長期ビジョンを策定します。皆さん一人一人の成長と会社の発展目指して皆さんとともに頑張りたく思っています。

 

丸井グループ 各社年度方針

丸井織物

取締役副社長 宮本 米藏

本年は『イノベーションイヤー2023』と位置づけ、全社をあげた変革に取り組みます。
年度スローガン「イノベーションイヤー、構造転換で持続可能な成長を加速させる。」、年度方針「サステナビリティとDXで次世代事業へ構造転換」と設定しました。

昨年はコロナ禍に加え、国際情勢でも大きな変化が起き経営環境は一変しました。また、日本経済や繊維産業の構造的な課題が浮き彫りとなった年でもありました。
丸井織物は不況の度にピンチをチャンスに変えて成長してきた会社です。環境変化への対応は当社の強みのひとつ。この大変化もチャンスと捉えて、グループ各社の皆さんと共に変革に取り組んでいきましょう。

さあ、昨日までのMARUIを超えよう!

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良川サイジング

水口 茂 社長

コロナに加え織機入替、カム機改造、ストローク改修と慌ただしい年でした。
一方で5Sプロジェクトも定着しつつ有りお客様にいつでもご覧いただける会社に成ってきました。
今年は電気料金や糊剤等の値上げが経営に大きく影響し、厳しい年になることが予想されます。
徹底した無駄の削減・仕事の改革改善に力を入れていきます。皆様のご協力宜しくお願いします。

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倉庫精練

鈴木 秀利 社長

謹んで新春をお祝い申し上げます。
今年の干支は「癸卯」で、物事の始まりと終わりを意味するそうです。
私事ですが、2022年12月23日に倉庫精練の社長を拝命致しました。厳しい事業環境ですが社員一丸で「お客様の要望に的確に応える」会社になれるよう努力してまいります。引き続きご支援の程、宜しくお願い致します。

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ウィル・テキスタイル

磯岡 潔 社長

1.心身共に健全である
我が社の社員には少しでもストレス発散し今年も素晴らしい年にして頂きたいと切望します。
2.海外製品販売
made in japan (丸井生地&ウィル企画生産)製品の韓国中国向け販売にtry。日本のすばらしさを海外の顧客に心から理解してもらえれば商売は成功すると確信しております。意志あるところ道は開けるを心に刻み邁進します!

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オリジナルラボ

椛島 誠一郎 社長

2022年は市況環境の変化に伴い、個人クリエイターの活躍を支援するオリラボマーケット事業に力を入れ起動に乗せることができました。2021年以前と比較して売上高の構成比も徐々に変わってきています。2023年以降もクリエイターエコノミー市場の拡大とともに成長させていけるよう新しい取り組みを継続していきます。

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wundou

土居 俊輔 社長

私は約10年前、営業部を廃部にしました。『経費をかけて出張し、値引きの依頼を持って帰ってくる。損ばっかり。だったら経費を全部商品価格に転嫁したほうが良い。』

丸井グループによる指導の下、新生営業部は3年目を迎えます。昨年11月、初めてコロナ前の売上を上回りました。グループ内の連携も整い、今年は成長を加速して参ります。

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カプセルボックス

安藤 義之 社長

あけましておめでとうございます。
コロナ、ウクライナ、物価高など、暗いニュースが多い世の中。
新しい環境は人に組織に、否応のない変化を求めます。
我々がグループに入って1年が経ちましたが、この「変化」から私たちはとても多くの学びと気づきを得ました。
2023年、変化を恐れず、「進化」して参ります。

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丸井織物(南通)有限公司

楊 衛平 総経理

昨年は、日本の皆さんのご支援を受け良い業績をあげることができました。誠にありがとうございます。
今年の方針は、10~15dの軽量商品の社内生産の確立や商品開発の強化を行うと共に、徹底的に生産性向上に取り組み、利益の拡大をしていきます。
新規事業も幾つか考え、日本の皆さんとの協業も計画しています。

 

2022年度 丸井織物社長賞
最優秀賞インタビュー「第三織布課」

去る12月、約40年続いている恒例の社長賞が発表された。
各課が年間の活動や成長、売上などを発表し、全体的に優秀な成績が多い中、全ての項目で目標達成した「第三織布課」が最優秀賞に。10月に着任した新課長にコメントを頂きました。

2022年10月に異動してから初めての社長賞発表でしたが、前課長から引き継ぎ、課員の皆さんが1年間頑張ってきた結果を伝えるつもりで臨みました。

発表すべき8項目のいずれも目標を達成しており、高い評価を頂きましたが、特に効率は単月過去最高の96.8%を記録し、年間を通してみても高い数値をキープできた事が、受賞につながった大きな要因かと思います。

その中で高い生産性を維持できたのは、人材育成が一番のポイントです。
計画的に多能工化を進めて、久乃木と黒氏工場間での応受援を具現化させた事。研修や各プロジェクトでの学び、課内ミーティングを通じてベテラン保全者と若手が情報を共有した事、更には毎週サークル活動を実施し、現場の問題解決に取り組み続けて来たことで、一人一人が成長し主体的に行動できた事が今季の成績に繋がったと思います。

また、設備面では織機に圧力センサーを取り付けてヨコ入れ条件を可視化する事で、個人差のバラつきを無くす技術的な工夫も功を奏し、停止回数の軽減につながっています。

最後になりますが、来年も引き続き人材育成に力を入れて、課員一丸となって成果を出していきたいと思います。
ありがとうございました。


 

布を纏う会_NOTO QUALITY

体験型という新しいカタチの展示会。

11/29(火)- 12/2(金)の期間で、ノトクオリティ初の単独展を開催。
顔の分かる顧客様を中心に招待し、体験や会話を通じて、より深くノトクオリティを知ってもらう、謂わばコミュニケーションの場という位置づけ。
4日間で約40社(招待60社)のお客様が訪れ、ゆっくりとした時間の中でそれぞれの素材の魅力を肌で感じていただいた。

布を纏い、着心地を体感。

タイトルそのままに、展示素材は全て同型のガウンにして並べた。
それらガウンを身に纏うことで、お客様は実際に軽さや伸縮性、着心地を最大限に体感でき、さらには縫製品にした際の素材の化け方なども見ていただくことができた。
また、あえて同じ繊度の綿素材で作ったガウンも一緒に並べたことで、天然繊維と比べて圧倒的にシワになりくいといった取り扱いしやすい点や、ノトクオリティの特徴でもある綿に近い風合いなどを伝えることができた。

永く愛用する洋服のために_

お客様に対して、自分たちの言葉で直接想いを伝えること。
ただ生地を売るだけではなく、その先まで見据えた提案を行うこと。
こうして洋服を作る方々の新たな製作のお手伝いをして、共に”永く愛用する洋服”をユーザーへ届けていきたい。
次回の「布を●●会」も乞うご期待。

丸井グループ社内報 Challenge World 12月号 Vol.398

新・NOTO QUALITY

「Premium Textile Japan 2023AW @東京国際フォーラム」が 11/1(火)~2(水)にて開催。
同時に「JFW JAPAN CREATION 2023」も開催され、前回よりもVisitorが多く来場していたが、まだ完全回復ではない印象。
マスクをしながらの会話であるが、改めて対面でのコミュニケーションは必要だと強く感じた。

「アウター」
今までの展示会では「速乾」「伸縮」といった特徴をもつ薄地のシャツ地を展示してきたが、今回は、これまでのSCMらしくない「アウター」を揃えることにした。
「アウターの定番とは?」をチームで考え、3種類の生機で生地を創り出し、かつ来場者の目を惹きつける空間を創り出した。

揃えた全17品番中、13品番は新品番。
うち15品番は、NY100%生機で構成し、加工バリエーションでの打ち出しで表情を変えた。
Visitorの反応は良く、中でもカバンを扱っているブランドの方々からのお声掛けが多く、これまでのNOTO QUALITYにない商売のつながりが増えそうな予感。

特に反応があったのは、「生機#YV1074XX」に特殊加工を施した生地。
特殊加工の内容を簡単に説明すると、ベンジルアルコールで生地を脆化収縮させることによって白化し、長年洗いこんだデニムの様な表情になる。
その表情は、我々が創り出した空間デザイン・構成と相性が良く、来場者の評価が非常に高かった。もちろんピックアップランキングも堂々の1位。

これからもNOTO QUALITYならではの空間づくりと素材構成で、他社との違いを肌で感じてもらい、我々の秘めた可能性をアピールしていく。

会長の一言【失われた30年】

代表取締役会長 宮本 徹

「失われた30年」…この言葉に接するたび、当社においても危機感を感じます。
繊維業界は何とかなるという楽観論を持ち30年も経過しました。新事業にかける多くの野心や熱気の具体化が遅れています。「昔は良かった」と思い出に浸っていても変わらないですね。家計も経済も安定し、日本人の挑戦心が喪失していると感じるこの頃です。
私はいつも「人間力」と言っています。主体性、挑戦性、責任感、熱い思いや人の心(思いやり)など、人間を特徴づける一連の心の働きから発する力です。人びとの「人間力」をダメにしてきた幹には日本の数十年にわたる教育観があるのではないしょうか。日本の教育観の本質は過去の延長上でしかありません。有事(戦時中)には「産めよ殖やせよ」と、平時には「効率効率」と、その時世に都合のいい“道具”づくりではないでしょうか。人びとの「人間力」なくしてありえないのに、教育改革などと口にしながら経済活動の“道具”(ロボット化)づくりをしているように感じます。
丸井グループは経営理念で『人間成長と豊かで健やかな人生を』と謳っています。すべては人です。前向きに挑戦できる風土の会社を目指したいですね。

ジャパン・テキスタイル・コンテスト2022受賞


「次代のテキスタイル産業を担う人材の発掘・育成」をテーマにしたコンテストで
テキスタイル開発課より前田昂佑さんと佐藤光司さんが優秀賞を受賞しました。おめでとうございます!
(画像左:前田さん / 画像右:佐藤さん)

1.生地タイトルの由来
前田さん:【エコニキ】…「エコ」素材とインターネット上で見かける「ニキ」を掛け合わせました。記録ではなく記憶に残るよう、タイトルで生地を印象付ける形にこだわりました!
佐藤さん:【モノづくりは人づくり】…タイトルに悩んでいたところ、上司が「モノづくりは人づくりだよ!」との話から採用しました。

2.生地の特徴
前田さん:原料にペットボトル素材を由来とした糸を使用し、ピーチタッチで起毛させてぷるぷるした反発感をだした風合いが特徴的な生地です。
佐藤さん:アウトドアでは保温フリースを着用し、重ねてシェルを着ることが多いですが、
2枚を1枚で表現しました。表面がナイロンの生糸、裏面はポリエステルのハイマルチフィラメントの糸を使用し、起毛した生地です。

3.受賞の感想
前田さん:2年連続受賞で、まぐれではないと分かり、うれしかったです。記憶に残るタイトルの仮説が検証されたと思っています。
佐藤さん:うれしかったです。元々の用途では響かなかった生地だったので、別の形で日の目をあびてよかったです。

企 業 図 鑑

wundou

カプセルボックス×wundouのコラボ企画が遂にスタートいたしました!!
カプセルボックス様のサーモスをwundou営業マンが御取引先様へ紹介営業する企画です。
wundouとしては営業ツールの拡充、カプセルボックス様としては販路の拡大が実現できWin-Winの取組みです!
約2か月間の打ち合わせ・準備を経て、チラシ・サンプルが出来上がり、後は営業するのみ。
1件でも多く受注に繋げ、グループシナジーを最大化していきます!!

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カプセルボックス

カプセルボックスオリジナルの小銭入れを作りました!
タイベック素材を使用したポケットサイズです。カラーバリエーションは3色。黒いチャックがアクセントで、中にはポケットがあり、こだわりの小銭入れです。
気になる方はカプセルボックスに連絡下さい!!

https://ecobag.cbox.nu/tyvek/lineup/wallet.html

教えて!丸井織物の「総務部!」

新入社員インタビュー企画、今回は総務課です。
人員は役職者や派遣社員を含め10名の部署です。

Q主な仕事の内容は?
丸井・宮米の庶務〜経理、給料計算などの給料業務、採用や研修など、小さいことから大きなことまで行っている部署です。
具体的には、来客対応をしたり、皆さんの給料を計算・支払をしたり、請求書が届いたら支払ったりしています。
お客様に支払わなかったら、発注が来なくなるなど信用問題に関わったりするため、大切なお仕事です。
皆さんが仕事をしやすくするためにできるサポート業務を総務課で行っています。
簡単にまとめると、人事・労務・経理・法務・庶務全般を担っている部署です。

Q自分の中でこれは大変だ、これはやりがいがあると思うことは?
仕事の幅が広く、様々な仕事がある中で優先順位を付けるのが大変だと感じます。
大変でない仕事はなく全部が大変ですが、それが全部やりがいです。
やっていて楽しいこともありますし、大きな仕事が一段落した時はホッとします。

Q気をつけていることは?
個人情報を漏らさないことが絶対です。
時には、聞かれても知らないフリをしなければならないこともありますね(笑)

Q今後の総務部としての希望や夢は?
皆さんが気楽に聞きたいことを聞きに来られる、相談しやすい部署にしたいです。
働きやすい、楽しいと思ってもらえるようにサポートしていくことが私たち「総務部」の夢です。

丸井グループ社内報 Challenge World 11月号 Vol.397

丸井プチイベント=屋台でテイクアウト=開催

 コロナ禍の影響で10月に予定されていた社員旅行も延期となりました。数年にわたり懇親イベントが開催できておらず、今回は代替となるプチイベントを創友会・総務課合同で企画しました。
 当日はキッチンカーはじめ3店に出店いただき、屋外と食堂に飲食スペースを設けて賑わいました!少しでもコミュニケーションをとる機会になったようでした。
秋休み前なので工場は20時までお仕事。ということで屋台も21時まで運営していただき、出店の皆様には寒い中本当に感謝です。暗くなってからの方が長い長い列ができていたように思います。

 また、グループ全体のイベントもいつか企画できればと思っております。
準備・運営にご協力いただきました皆さま、ありがとうございました。

会長の一言【経営理念について】

代表取締役会長 宮本 徹

今月号から丸井伝聞録を連続で掲載します。

 『丸井グループにかかわる全ての人びとが、仕事を通して人間成長をはかり、豊かで健やかな人生を創りあげるところにある』

当グループの経営理念はちょっと変わっていると思います。普通は「●●業を通じて」とか「○○に関する技術を活かして」とありますが、当グループの理念にはそれがなく「人間成長」を最も大事なものとして謳っています。「豊か」は経済的なことももちろん、仕事のやりがいという意味でもそうあってほしいですし、去年より今年、あるいはこの3年で自分も成長したと感じられる会社にしたいと思っています。
一人ひとりの人間に位置と役割が必要であるということは、産業社会においては「人は社会における位置と自己実現の喜びを企業の一員すなわち従業員として得るよりほかにない」ことを意味します。すなわち、個としての人間の尊厳は仕事を通じてのみ得られます。仕事は常に人の成長を促すとともに、その方向づけを行うべきものです。また、常に挑戦である必要があります。それは、人の本性は“最低”ではなく“最高”の仕事ぶりを目標とすべきことを要求するからです。

『ホリプロコムものまね軍団・オフィスDEライブ』収録!

 10月12日(水)にホリプロコムものまね軍団よりホリさん、ハリウリサさん、メルヘン須長さんが収録に来られました。そうです、「ちょ待てよ!」のキムタクやダウンタウン浜ちゃん、科捜研の女などのモノマネの方々です!
 この番組は社員が観客となって参加する企画でした。盛り上げてくださった皆さま、工場見学にご対応くださった皆さま、場所を提供してくださったメフォスの皆さまありがとうございました。

 金沢駅から丸井織物まで社用車で送迎したのですが、芸人の皆さまは、台本は全く読んでいませんでした。流れだけ把握したらあとは場の空気を読みながらネタを展開していくそうです。プロですね…。
 くるくると瞬時にキャラクターが変わるモノマネは圧巻の一言!生で見るまではモノマネがこんなにすごい技術だなんて知りませんでした。放送されないネタも特別に披露してくださったり、収録後は写真撮影に応じてくださったり、サービス精神も旺盛!本当にありがとうございました。

 番組は10月29日(土)に放送予定で、同日にUp-Tサイトで「ホリプロコムものまね軍団 Tシャツ王座決定戦」もスタートします!

企 業 図 鑑

オリジナルラボ

 8月より女性プロ麻雀士松岡千晶さんのオフィシャルグッズオンラインストアをオープンしました。
松岡プロは日本プロ麻雀連盟に所属しており、最強戦の初代最強戦ガールに輝くなど人気と実績を兼ね備えた女性プロ麻雀士です。
今年7月より7年勤めていた都内の麻雀店店長を退職後、八丈島に移住し、犬1匹・猫3匹と古民家暮らしを始めるなど個性的なライフスタイルも人気を博しております。

 オフィシャルショップではアクリルキーホルダーやステッカーなどが販売されており、11月よりオリジナルTシャツ、チェキの販売を予定しております。

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ウィル・テキスタイル

 弊社では社員一人一人の知識を高めるため、勉強会を始めました。これにより、会社自体のレベルアップをしていきたいと考えております。
内容は「生地」、「為替」、「財務」、「製品」、「貿易」の5項目で、「生地」は取締役、「為替」は銀行 国際事業部の方に、「財務」・「製品」はウィル・テキスタイル社員、「貿易」は乙仲会社の方に講師をお願いしております。

 当社の社員だけでなくグループ会社の方々も参加しています。今後も定期的に続けていく予定です。

グループ役員 おすすめ本紹介!

 「役員のおすすめ本を紹介してほしい!」と持ち込み企画がありました。
今回は良川サイジング 水口茂社長です。

タイトル:『日本経済新聞 私の履歴書』
(書籍ではないのですがおすすめです!)
本を読んだきっかけ:約20年前、役員になった時に現会長より「日経新聞読んどるか?」と聞かれ、勉強しなければ…と思い、読み始めました。
名物コラムの「私の履歴書」は政治・文化・経済の業績を残した人の半生とその人の背景や苦労が掲載されています。

おすすめポイント:様々な分野で成功している方も一夜にして成功しているわけではなく、人に言えない苦労とどのように乗り越えてきたかが分かる点です。
自分だけが苦労しているわけではないと知り、時には後押ししてくれます。
また、人を大切にする、若い間は買ってでも苦労をした方が良い、などを実感できます。
(10月号は漫才師の西川きよしさんで、すごく面白かったです。)
有料にはなりますが、Webでバックナンバーも閲覧できます。

丸井グループ社内報 Challenge World 10月号 Vol.396

丸井織物生産部 改善研鑽会

 丸井織物初の“出張型”プロジェクトのご紹介です。とある企業様にご協力いただき、与えられた改善テーマで“考えて、悩んで、成功する”という体験をさせていただきました。

 待ちに待った研鑽会当日、終始みんな笑顔で研修を受けました。初めは座学で、中身は機構や事例、計算や図面といった事を学んだ後に、もう早速台車の作成が始まりました。
作成してみると、“なにこれ、分からん” “どうやる??” “なんか、足りなくねぇ?”など様々な苦しみの声や『ガシャーン!!』という断裁処刑音も聞こえてきました。
ただ、そんな苦しみの中でも、考えて実践しながら台車作成に取り組みました。そこには、たくさんの笑顔がありました。

研鑽会中のたくさんの笑顔

 冒頭で改善は“笑顔”、“笑顔の量産”、作業が“楽に楽しく”なるようにとの話がありました。
今回の研鑽会では、作業者から多くの笑顔が量産されました。
次に我々は、作成した台車の活用で笑顔を、その台車を改善して更に笑顔を増やせるように活動していきたいと思います。

研鑽会後の1コマ。皆さん、作成は計画的に…。

会長の一言【日本のモノづくりを支える中小企業】

代表取締役会長 宮本 徹

 新聞紙上で、大企業が好調で中小企業の苦戦が言われています。来年の高卒の採用も、関東・関西・中京地区の大企業が人手不足を背景に大量採用に動いており、北陸の中小企業の採用が厳しくなっています。
しかし、地方の中小企業は生産性も低く技術がないというのは誤解です。専門分野に特化した中小企業が、そのノウハウで大企業を支えているのが日本のモノづくりの強みです。まさしく、これが日本型のビジネスモデルです。日本の製造部門は決して弱くありません。
欧米企業と比較して、日本の企業は管理のためのスタッフが多くコストアップにつながっています。『間接業務』のIT化により、改善して付加価値を生む仕事に変えていくことが求められています。また、コストセンターとなっていて、使った分だけ利益を生み出す部門に配賦する仕組みも課題です。間接業務の自立化・デジタル化を進め、生産性向上をしていくべきと考えています。中小企業は弱点もありますが、経営判断のスピード、優秀な専門分野のスタッフ、改善できる現場力(人材)の強みを活かせば、もっと強い会社になる潜在能力を持っています。丸井グループが世界に冠たる企業になるよう目指したいですね。

いしかわコレクション出展

 ネット事業課がいしかわコレクションに協賛し、スタッフTシャツ製作と活躍中のアイドルグループ「Shibu3project(略称:シブサン)」とコラボした15分間の特別ステージがありました。
いしかわコレクションは、石川県のファッション業界で作り上げるサステイナブルなファッションイベントで、9月10日に行われました!

 今回のコラボは、シブサンと一緒に何かしたい!ということで、9月1日にUp-T特別サイトをオープンしオリジナルグッズを販売し、当日ファンの方がグッズを身につけ来場できるようにしました。
特別ステージでは、Up-TのTシャツを着用したメンバーのランウェイとライブで2曲歌っていただきました。
裏方としてランウェイで歩いている映像や曲、歩くタイミングの合図出しを行いましたが、映像と歩くタイミングを合わせることが大変でした…!

 いしかわコレクションは来年も開催予定です。また、11月には東京ガールズコレクション(TGC)がプロデュースするTGCteenに、冠スポンサーとしてステージ出演とTGCのスポンサーも決まりました。楽しみにしていてください!

企 業 図 鑑

倉庫精練

 第1回マルイイノベーションアワード2022が開催されております。
倉庫精練はチームを組んで提案することし、説明会を開催し、社長より趣旨の説明と激励がありました。
 リーダーは商品開発課の課長、技術部、試験開発課、丸井織物から研修に来ている方の計4名でチームとしました。常務がアドバイザーです。
 チーム1人ひとりがエントリーシートを作成し、4回の会議の中でブラッシュアップし、最終的に5件提出しています。結果が楽しみです!

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丸井南通

「衣料品検査自動化推進」

 丸井南通の検査は05年から始まり、手書きで検査結果を記録してきました。
7月より検査システムを導入し、品番、整経番号、織機番号、落布番号を入力すると織機の停止情報、落布の検査情報を表示することができるようになりました。
これにより検査員が布巻の品質情報を識別しやすく、検査漏れの発生を防止することができます。

 また、チェック後のデータをパソコンに入力するとラベルに印刷することができ、書き間違いをなくすことができます。
検査が終わった生機の出荷は、コードをスキャンして行うことで確認時間を減らし、出荷ミスの発生も回避しています!

グループ役員 おススメ本紹介!

 「役員のおすすめ本を紹介してほしい!」と持ち込み企画がありました。
今回は宮本 徹会長よりおすすめ本を紹介していただきました!

タイトル:『海賊とよばれた男』
著者:百田尚樹
本を読んだきっかけ:国内事業部の部長が「おもしろい」と言っていたことと、タイトルに興味を持ち手に取りました。2013年の本屋大賞の受賞作です。
おすすめポイント:長編の小説ですが面白く、当時一気に読みました。
映画化もされており、読書が苦手な方はアマゾンプライムで見ると良いです。

主人公(田岡轍造)が終戦二日後に焼け野原の東京に残った田岡商店の会議室で社員たちに、『愚痴をやめよ』『国民の誇りを失ってはならない。日本人ならこの国を再び立ち上がらせる時が来る』と言いました。日本全体が落ち込んでいるときに、未来の日本を想像して言えるのはすごいと思いました。また、田岡は『大家族主義』『人間主義』という信念を持ち、苦しいときにも人をクビにせず、社員も会社と一致団結で危機を乗り越えました。

『自利利他の行動をすると大きな価値になって返ってくる』…自分のことより他人の幸せを考えて行動するといつかは大きな価値になります。目先や足元の損得だけで経営すると、会社の成長もありません。正しい行動をしていれば、苦しむことはあっても最終的にはうまくいくことをこの小説から感じました。人生や経営の本質が伝わる小説です。

丸井グループ社内報 Challenge World 9月号 Vol.395

個別改善発表大会

 個別改善発表の最優秀賞はデジタルプリント課でした。おめでとうございます!
今回は、グループの代表として課長と課長代理のおふたりにインタビューさせて頂きました。

1.サークルにどれくらい時間をかけましたか? 
 一番時間をかけたのは、前処理試作品のテストとまとめです。試作品が出来上がるたびにテストを実施し業者に報告、添加剤の調整を依頼し再テストの繰り返しで、時間としては2年7カ月、実際に活動した時間としては100時間を超えています。

2.今回の発表テーマで苦労したこと、または良かったことは?
 本当に成功品が作れるのか常に不安と戦っていました。テストも必ず前進するわけではなく、むしろ後退することが多かったので、諦めず続けることが一番苦労しました。
良かったことは、成功品ができ実際に運用を始めた途端、経営会議資料上で目に見えて効果が出たことで、机上の空論ではない改善であったことです。

3.今後の意気込みをお聞かせください!
 更なる課題として、そもそも前処理後のプレス作業をなくすような前処理剤を開発できないかということを目論んでおります。また、前処理剤だけでなく様々な改善すべき箇所が残っているので、課員全員でそれぞれ課題に取り組んでいき、個別改善最優秀賞3連覇を目指したいと思います。

ー今回の個別改善発表大会は、インタビューを担当した我々新入社員にとって実りの多い時間でした。常に問題意識を持つことはもちろん、各課の改善策にそれぞれの挑戦の色を見ることができ、面白い発表でした。常日頃から不要な手間、経費、改善箇所など私たちに何ができるのか考えることを絶やさないよう仕事に取り組みたいと思います。

丸井織物 加工品品評会に参加

 丸井織物で定期的に開催されている加工品品評会に、今回初めて倉庫精練より5名の方が参加されましたので、感想等をお伺いしました!

参加経緯
 他社ではどのような技術があるのかと最近のトレンドを知り、開発の際のインスピレーションを受けて丸井織物といかにシナジー効果を出していけるのか検討すべく参加しました。
また、自社でも新商品レビューという試験開発品の技術・営業担当間での加工性や品位を共有する場がありますが、マンネリ化もあるため、丸井織物ではどのように行われているか興味がありました。
 合わせて、新たな開発の糸口を見いだすために出来る加工をプレゼンしました。

提案した生地
 1枚もの:風合いや見た目など外観的な特徴のあるハイストレッチ・シワ加工、機能性を付与させた吸水加工・耐久撥水加工(洗濯耐久100洗:3級)を紹介しました。
 ラミ品:同じく外観的特長を持たせるシワ加工の2層・3層品、肌触りの良い和紙を使用した和紙ラミや植物由来のバイオナイロンであるN610とバイオPUを使用したラミ品の紹介を行いました。

感想
 トップの方々に、自分が開発している商品についての意見を交換できる良い機会でした。また、雰囲気が明るく、各グループで積極的に会話をしている様子を見て、新しいアイデアの出やすい環境であると感じました。他社と自社での加工を比較し、自社の優れた点やイマイチな点を考え今後の開発に生かしていきたいです。
 また、生地の話が多かったので、加工に関する話し合いも増えれば生地と加工を総合してもっと出来ることが考えられそうな気がしました。

加工場毎の特色・風合い等や季節毎の商品もあるため、また参加させて頂けますと幸いです。今回は参加させて頂きありがとうございました。

企 業 図 鑑

良川サイジング

 良川サイジングのホームページを立ち上げましたので紹介いたします。
これまで、良川サイジングについて伝える場所がなく、また、求職者の方々にも見て頂きたく、このたび完成いたしました。
代表メッセージ、社員のメッセージで自分たちを紹介しております。是非ご覧ください。

→ 良川サイジングホームページ

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カプセルボックス

 50mm角、5mm厚の消しゴム「カクケシ」。
おもしろアイテムとして、消しゴムにフルカラープリントできます!10個から作ることができます!
デザインは80年代を思わせるレトロな消しゴム。駄玩具箱(カプセルボックス)を求め、駄道領域(だどうゾーン)を目指すのダ!

消しゴムとしては殆ど機能しないとか…。

→ カクケシはこちらから

デジタルプリント課新アイテム紹介

 今月のDP課新アイテム紹介は、番外編としてDP課のすごい人紹介です!初の今回は、SCP(スマホケースプリント)所属のHさんの紹介をします!
DP課では毎月新規のアイテムを登録していますが、そのアイテムの治具をillustratorで設計し、レーザー加工機でカットして仕上げてくれています。今回の写真のように美しい治具をいつも作ってくれるすごいお方なのです!

 昔は治具といえば粘土をこねて作ったり、発砲スチロールをカッターで切って作ったりと大変な時期もありましたが、今ではこのようにアクリルで美しく使いやすい治具を作製しています。
治具を作製したあとのmm単位の細かい印刷位置調整もHさんの手にかかればピッタリ完璧!

以上、今月はすごい人紹介でした!

SOCIALxACTION 新商品販売中!

「RE:CAP”5+1″」
ムシムシする梅雨も、ジリジリする夏も、蒸れにくくて”スゥスゥ”を感じる。 今回も「作り過ぎて余ってしまった残布で作った」商品です。

カラー:3色展開
サイズ:FREE
素材:ナイロン100%
生地:F10/V8025

<SHOP URL> https://socialxaction.store/

丸井グループ社内報 Challenge World 8月号 Vol.394

Textile Archive 紹介

 今回は、「Textile Archive」について紹介します。
SCM事業部門チーム企画の生地「NOTO QUALITY」の特徴や、企画が生まれたストーリーなどをブログ形式で書き、NOTO QUALITYのサイトにアップしています。
主にアパレルの企画やデザイナーに向けて書いています。「NOTO QUALITYの生地って何があるのだろう?どうやって企画されたのだろう?」と思っている方々に向けて、基本的に2回/月のペースでサイトにUPしています。

[1] どんな内容か?
前述にもありますが、NOTO QUALITYの生地を紹介する内容です。織・染/加工まで携わっていることで、問屋さんからアパレルの方々にも見ていただいています。

[2] アピールしたいポイントや見てほしいポイントは?
最近投稿した「はじくとふせぐの話」では撥水と防水の違いについて書いています。イラストも取り入れながら原稿作成したので是非ご覧ください。

[3] 今までで1番勉強になった事は?
「コーティング加工」について原稿を書いた経験があるのですが、事前に倉庫精練さんにインタビューをさせていただきました。
有機溶剤系コーティングが地球環境に悪い理由や、水系コーティングとの違いを丁寧に教えていただいたことで、自分の知識が大幅に増えました。
「自分で調べてもわからなかった場合は、人に聞いて理解するまで質問する。」この行動は、原稿作成以外でも大切な心がけだと思います。

会長の一言【リーダーの心構え】

代表取締役会長 宮本 徹

リーダーは日々を大切に生きて夢をもち、ロマンのある人でありたい。そして血の通った組織づくりが一番大切。そのような組織は、明るくおおらかな人物力をもったリーダーによって導かれる。「自身の企業の問題の優先順序を、複眼的な視野から考えぬいて判断してみること」がリーダーの責任。人間は使命感にあふれ、未来に挑戦する気概を持つとき、人間力のある魅力的なリーダーとなる。一丸となって組織の機動力を発揮するには、トップが深い勉強をしていなければ社員はついてこない。上の人間は下から実によく見られている。リーダーは人間味、人物力で人を引っ張るのであって、権力や権限あるいは命令で人を引っ張るのではない。「魚は頭から腐る」といわれるように、企業も崩壊していくとき、頭脳集団から腐り始める。とりわけ、トップマネジメントの発想が陳腐化すると、その企業は加速度を増しながら崩壊が進み、全組織を腐敗させてしまう。常にポジティブに生きるリーダーは美しいし慕われる。経営者がすべきことは、会社のなかにうごめいている革新、発明、発見に注目して、その芽を育て、大きな成果に仕上げていくこと。器量の大きい人が先頭にたってゆかないと、企業は衰える。経営力の差は、経営能力より経営姿勢から生まれる。「経営」という言葉をはずすと「力の差は、能力というよりも姿勢から生まれる」になる。
前向きで、勢いのある姿を続けられれば、どの分野でもいずれ無敵のリーダーになれます。

グループ通信

ウィル・テキスタイル

「ウィルゴルフ部 夏」
7月2日、快晴の空の下ウィルゴルフ部コンペを開催しました。
弊社はゴルフウエアをはじめとしたスポーツウエアを生業としている会社ということもあり、社員ができるだけスポーツを楽しんでもらうよう推進しております。
参加者が着用しているウエアも、弊社で取り扱っているブランドを安く買わせていただき着ることが多いです!
ゴルフ部の他、ヨガ部、スポーツ観戦部があります。ようやくコロナも収まり、活動再開しはじめました。丸井グループの皆様も参加大歓迎です!

wundou

「新たなシナジー第二弾!!wundou×カプセルボックス」
金沢に物流センターを引っ越してから初めての夏を迎えています。  
さて、新たなグループシナジーとして6月よりカプセルボックス様の商品を弊社の金沢倉庫で預かり管理・出荷サービスしております。
以前は別の倉庫を借りておりましたが、グループである当社が倉庫を持つことによりシナジーが生まれ、約30%のコスト削減に成功しました。
新たなサービスとしてwundouの武器になっていけばと熱く感じています。

デジタルプリント課新アイテム紹介

 今月のDP課アイテム紹介はコルン缶プチ缶ソフトです!
コルン缶は中蓋がついており、お菓子やお茶、コーヒー等の保管に便利です。お菓子作りが趣味な方でしたら、自分で作った焼き菓子などを入れる用にオリジナル缶を作ってみてはいかがでしょうか?
お子さんの名前をそれぞれの缶に入れたデザインで印刷し、〇ちゃん用、△くん用のように専用缶にするのもいいかもしれませんね。
プチ缶ソフトは中蓋がありませんが、何といっても可愛い見た目とマットな質感がgoodです。ちょっとしたプレゼントの容器に使用したり、小さいアクセサリーなどを入れるのも可愛いと思います!
以上、今月のアイテム紹介でした!

ワールドトライアスロン・ジュニア選手権出場!!

宮米織物生産技術課係長・定塚さんのご子息である利心(かずし)さん(17)が、6/24にカナダ・モントリオールで行われた「ワールドトライアスロン・ジュニア選手権」へU19日本代表として出場されました。
降雨の影響でスイムは取りやめ、第一ラン(2.5キロ)→バイク(19.3キロ)→第二ラン(5キロ)のデュアスロンでの開催となりました。結果は55分49秒で62名中40位でした

「初の世界大会でしたが、あまり緊張せずに楽しむことができました。バイクでは力、技術の無さを感じ強化が必要だと思いました。世界のレベルを体感できたので、この経験を活かし、将来は世界のトップで戦えるようこれからの練習を頑張ります!」と既に次へ向けてトレーニング中だそうです。
今後も彼の活躍から目が離せません!!

丸井グループ社内報 Challenge World 7月号 Vol.393

Premium Textile Japan 2023S/S

「Premium Textile Japan 2023SS@東京国際フォーラム」が5/25,26の2日間開催され、NOTO QUALITYを披露した。
コロナウイルスの猛攻が落ち着き始めている中で、来場者数は去年の5月展よりも増えた印象。

 今回出展した23品番は、リサイクルポリエステルを使用した「ECO素材」で統一。
NOTO QUALITYが当然の如く取り組んできた「環境配慮型素材」の展示に挑戦し、来場者の反応を見る機会にした。
ブースに足を運んでくれた方には、もちろん我々のサステナブルに対する考え方である「永く愛用する洋服の為に__」も存分にアピールした。

≪ Pick-up Ranking ≫————————————

1.NT1226A(V0948GR+FN+C0撥水) (pick-up率 46%)
ヴィンテージライクな超長綿80/2コットンストレッチブロードからの置き換え素材。
※リサイクル率63% 
2.NT1230A(V1050+FN)  (pick-up率44%)
ヴィンテージライクな超長綿140/2コットンストレッチブロードからの置き換え素材。 
※リサイクル率24%
3.NT1356A(V1143GR+SY)  (pick-up率34%)
 ヴィンテージライクな超長綿140/2コットンストレッチブロードからの置き換え素材。
※リサイクル率25%

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「超寿命機能素材のプロフェッショナル」
 生地屋として、ユーザーのパートナーに居続けられるように自分たちをこれからもアピールしたい。そう思えた展示会であった。

会長の一言【「怒る」と「叱る」の違い】

代表取締役会長 宮本 徹

最近、「すぐパワハラだ」と軽々しくいう人が多いですよね。人によっては「厳しいフィードバックをしてくれた」と、肯定的に受け止めるケースもありますが、その境は、ガチ詰めするかしないかです。「怒ると叱る」の違いは、自分ではなく相手の受け止め方で変わります。ガチ詰めすると、『相手は怒られたと感じ、さらにはパワハラされた』と思うかもしれません。こうなると、一気に心を閉ざしてしまいます。相手が心を開いてくれるために、ガチ詰めはやめてユーモアな対応が大切です。
「叱る=厳しい」というのは固定概念であり、思い過ごしです。叱るとは、ユーモアであり、相手をヒカリ輝かせることであり、そして、元気を注入することなのです。あなたも「叱る」固定概念をぶっ壊していきましょう。「怒る」はガチ詰め、「叱る」はユーモアを心がけると人間関係は良くなるのではないでしょうか。

【wasoya×NOTO QUALITY コラボ商品ポップアップ】

 金沢の着物屋、和想屋様が手掛けるブランドwasoyaの期間限定店舗にお邪魔しました。
和想屋様は元々リサイクル着物を販売されており、新規でオリジナルのブランドを立ち上げたいということで、2年前に会社のホームページにお問い合わせがあり、そこから数回来社され、NOTO QUALITYの生地を和服に採用して頂きました。

 今回の期間限定店舗は6/3~6/5の百万石まつりと同日程で、場所は金沢市武蔵町近くの小橋町のアートギャラリー“水車金沢”で行われました。

 NOTO QUALITYの生地はオーダーメイドのメンズ浴衣:53,900円と、帯:18,700円に使用されています。第一.二.本社、JET織布課で製織しているSCM事業部の定番商品です。特徴はストレッチ、部屋干し3時間の速乾性、軽量、綿タッチです。
 定番カラーはテキスタイルモールから購入いただき、別注色のグレーのみ、新たに倉庫精練で染めました。

【グループ工程紹介編(9) 倉庫精練第5弾】

今月号は、「FN加工」についてお話しします。
この加工は、生地へ意図的にシワ入れをする加工です。特にカジュアル用途の生地に適用される加工工程です。

FN加工の特徴として、大きく2つあります。
1つ目は、生地の風合いが柔らかくなり、普段使いしやすい生地に仕上げることができます。
合繊の織物は天然繊維よりも扱いやすいことが特徴的ですが、FN加工を施すことによって更に日常で使いやすい生地になります。洗濯後のアイロンも不要です。
2つ目は、シワ入れをすることによって、肌に接する面積が少なくなるため、フラット加工の生地よりも涼しく感じることができます。

これらの理由から、FN加工は数多くのユーザーに好まれて、リピートされる方も多いのです。
洋服を購入する時の判断材料に「扱いやすさ」はあると思います。この加工の特徴を知ることで用途に合った洋服選びができるようになりますね!

若手社員研修を通して

 早いもので新入社員だった私たちも、1年目を終え、2年目に突入しております。
今年の新入社員たちを見て、もう1年目じゃないんだ…と実感すると同時に、私たちも更に背筋が伸びる思いです!

 先日、私たちは第1回若手社員研修を受講してきました。
主に対話やグループワークを通し、現状の自分の仕事への取り組み方を言語化し共有し、また1つ上の先輩社員たちの仕事に対する思いを聞き、自分の中に取り入れる良い機会となりました。
普段の生活では、同じ会社の同期や同世代の社員と話す機会が少ないので、自分と同世代くらいの人たちがどんな姿勢で仕事に取り組んでいるかを知ることは、とても貴重でした。
 特に、自分の好きなことや得意なことと同じように、仕事のことを考えられる人がいて、刺激を受けました!私もそんな風になりたいと思うと同時に、自分も自分なりの良さを見つけ、伸ばしていきたいと思いました。

 また、先生がしきりに仰っていたのは、”自分の考え方次第で何でも楽しくすることができる”ということです。
どんな仕事でも作業のように淡々とこなすのではなく、必ず目的があり、必ず誰かの役に立っているというということを日々の生活では忘れがちです。
しかし、それを意識しながら行うだけでも仕事に対する捉え方が変わると思いました。

 最後に、今後この研修を通して、私が特に意識したいことは、先生が仰っていた下記の事項です。

「個人・組織・社会という三つの枠組みがあり、個人と組織の重なり合っている部分を意識し、その割合ができるだけ大きくなることが理想。
自分だけがよくなることも組織だけがよくなることもなく、互いに成長しあっていく存在。」

いい意味で会社を利用し、自分自身を高めていくことが今後の私の課題になりそうです。

デジタルプリント課新アイテム紹介

今月のDP課アイテム紹介はジグソーパズルA5サイズです!
人気のジグソーパズルに新たなサイズを追加いたしました!これまでは少し大きめのA4サイズの1サイズのみだったので、我が家の飾りスペースには少し大きいかな?104ピースは組み立てるのが大変そう…。と諦めていた方に朗報です!
ご自宅に飾る用途にもおすすめですし、ご家族や仲の良いお友達の方などへの少し趣向を凝らしたプレゼントを考えていらっしゃる皆様にもぜひおすすめの商品です。

 今回ご紹介するA5サイズは40ピースと部品数も少ないので組み立てが苦手な方でも作りやすくなっています。
ちなみに紹介写真のアクリルスタンドもUp-Tで作れちゃいます!ご一緒にいかがでしょう~!

丸井グループ社内報 Challenge World 6月号 Vol.392

幼稚園ワークショップに生地提供

 金沢市内のNPO法人アートグミ様主催の園児向けワークショップに丸井織物の生地を提供しました。
5月は県内の染色作家・岩井美佳さんが講師となり、子どもたちが白い生地を食用色素で自由に染めたり、大きく広げた白い生地に手や足でブルーベリーをつぶしながら染めたりして楽しんでくれました。
 水を吸ってやぶれるような生地ではないので、子どもたちも思い切り遊んでいる様子でした。色を混ぜたりにじませたりする面白さを感じてもらえていれば嬉しいです。

 生地を有効活用していただけてとても嬉しかったです。今後もこのような取り組みを続けていきたいと思います♪

会長の一言【仕事に取り組む姿勢について】

代表取締役会長 宮本 徹

やると決めたらどうしたら実現できるかとシンプルに考えると良いと思います。それ以外のことを考えると迷います。夢や目標はできるかできないかではなく、やりたいかやりたくないかだけでいいのではないでしょうか。仕事が夢になるのではなく、仕事に取り組む自分の姿勢が仕事も夢にします。
仕事を楽しもうと思ったらどんな仕事も楽しめます。「この仕事はつまらない仕事だ」「嫌な仕事だ」と思ったらどんな仕事もつまらなくなります。 仕事を受け止めてどのように仕事を自分自身に活かし、世の中に活かしていくかが大切なことだと思います。仕事はどういう意味があるのか何のためにやっているかということを忘れると、すごくつまらなくなってしまいます。
仕事を進める上で大事なことは、自分に原因を探すということです。人のせいにするのは簡単ですが、人のせいにしていると改善できないことが増えます。いかに自分自身に根本的な原因を探すかによって、道はひらけます。

企 業 図 鑑

良川サイジング

 良川サイジング5Sプロジェクトの活動について、進捗状況を報告したいと存じます。
 5Sプロジェクトの中での個別活動プロジェクト“原糸倉庫及びサイジング経糸置き場の改善”を実施しています。現場のメンバーと一緒に“すぐに糸を取り出せるようにする”をテーマに現場改善を行っています。
 5Sの整理から始めて、整頓作業の実施中です。3月から小ロットのドビー品番入り緯糸の種類が今までの1.5倍以上の82種類に増えており、置き場のやりくりに非常に苦戦しています。スピードを上げて終わった品番の緯糸返却等を実施することが、今後の課題となっております。

 写真は、糸がどこにおいてあるかの表示用の掲示板を、コンサルティングの先生に説明しているところです。

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wundou

【丸井グループシナジー 丸井織物×wundou】
 大阪から金沢の倉庫精練に倉庫を移転して5ヶ月が経ちました。新たな仲間たちも増え、順調に出荷作業をしています。丸井グループに入ってから大きなシナジーの一つが実りました。
 さらなるシナジーとして倉庫精練内のインクジェットプリンターとシルクの機械を利用し、新たなサービスに取り組んでいます。スポーツウェアボディー×プリント加工をワンストップで…。短納期を実現し、新たなシナジーが生まれています。

【グループ工程紹介編(8) 倉庫精練第3弾】

 今月号は「コーティング加工」についてお話しします。

この加工は、コーティング剤を繊維へ均一に塗工し、繊維上に被膜を作ることで、繊維へ耐水性や通気止め性等の機能を付与する加工です。生地だけでなく様々な分野で採用されている加工方法で、例えば、皆さんが毎日乗っている車にも採用されています。

 コーティング加工は、溶剤系コーティングと水系コーティングに大別され、倉庫精練では後者を採用しています。違いは沢山あるのですが、一番は水系コーティングの方が「人体や地球環境にもやさしい」という事です。
いまや「サステナブル」や「エコ」は毎日見かけるようになりました。
丸井織物の取り組みも、今回を機に調べてみてもいいかもしれませんね!

→→→ 2種類のコーティングについて詳しく知りたい方はコチラ
(NOTO QUALITYブログへ飛びます)

デジタルプリント課新アイテム紹介

今月のDP課アイテム紹介はタンブラーです!
こちらのアイテムは容量320ml、素材はポリカーボネート製なので、本体のみで約200gと軽く持ち運びやすいオリジナルデザインが出来るタンブラーです。
 ようやく長いコロナ禍の出口が見え始め、学校での運動会や学祭などの行事も、保護者も含めて開催出来る流れになっていくのではないかと思います。あとはフェスやライブなどの本格再開も待ち遠しいですよね。
そのようなイベント事が再開する前に!こちらのオリジナルタンブラーを作成して張り切って参戦してみてはいかがでしょうか?※もちろん気を抜き過ぎずに感染対策もしてくださいね。そして、暑くなるこれからの季節にもとてもおすすめのアイテムです!

 以上、今月のアイテム紹介でした~!

丸井グループ社内報 Challenge World 5月号 Vol.391

丸井グループ 新入社員紹介

 今年は丸井織物・宮米織物に12名、倉庫精練に3名が入社されました。おめでとうございます!
紙媒体で配布しているグループ報には皆さんの自己紹介文も掲載していますので、ぜひご覧ください。

 15名の個性豊かな皆さん、ようこそテキスタイルの世界へ!!

会長の一言【部下を甘やかす勘違い上司】

代表取締役会長 宮本 徹

業務命令に従わない、適切な行動ができない、成果を出せない部下をきちんと叱れない甘い管理職が増えています。甘い上司は、部下にとっては一見「優しい」上司のように映りますが、全く違います。部下に甘く接する事と、優しく接する事は全く違います。「甘い」上司と「優しい」上司の違いは何か。「甘さ」とはその場しのぎです。「部下がかわいそう」「自分は嫌われるのではないかと」考え、その場をなんとなく済ます行動です。「優しさ」とは関わる人を中長期的に幸せにすることです。部下を甘やかす上司は部下を成長させることができず、会社に不要な人材を育ててしまうため、結果的には本人のためにも会社のためにもなりません。上司が命じた仕事を部下が「やれません」「できません」と拒否した時に、甘い上司は厳しいことも言えず引いてしまいます。部下の実力をはるかに超えていたり、経験のない仕事をいきなりやらせたりするのは無茶ですが、実力より少し高い仕事は部下の成長の糧になります。甘い上司は厳しいことを言えません。その場は良いかもしれませんが、ぬるま湯につかっている間に甘やかされた部下はどんどん同僚に差を付けられ、そのうち「できないやつ」の烙印を押されます。甘い上司は実は部下に冷酷なのです。

企 業 図 鑑

カプセルボックス

 おもしろアイテムとして、キラキラ光るシールにキャラクターやイラストなどを印刷するサービスがあります。
40代以上の方は、ビックリマンシールのこのキラキラ光るヘッドシールを求めてお菓子を食べまくった人もいるかと思います。現在は、アニメなどとコラボして第2次ブームが来ています。
弊社では、個人の方から芸能人、マスコットキャラクターまで、色々なキャラクターのキラキラシールを作っています。

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wundou

【これもグループ連携】
「サーモスなんてうちで売れないよなぁ。しかもカプセルさん自社でいい値段で売っちゃってるし。(苦笑)」
「基本、バッグなんでスポーツTシャツとかはピンとこないなぁ…(苦笑)」

 私とカプセルボックス安藤社長の出会いは少し無理臭の漂うコラボ企画でした。
しばらくリモートでのミーティングを重ねて、先日初めて実際にお会いした時の印象は、お互いに声もボソボソッと小さく、若作りのおじさん同士だなぁという感じだったのを覚えております。
来社された際、商品開発に悩んでいた私は何気ない会話の中で安藤氏が口にした『スケボー少しやってんすよ』という言葉がなぜかずっと頭に残っていて、その夜もう少し詳しく聞かせて頂けないかと失礼承知で連絡してしまいました。

 約2時間、そして後日二人で行った極秘スケボー商品開発ミーティングが4時間、計6時間を超える打合せを経て、私たちの企画はwundou新商品2023として会議に提出することが出来ました。

そして気になる結果は落選。
安藤社長、ありがとうございました。
来年またよろしくお願いします。

【グループ工程紹介編(7) 倉庫精練第3弾】

今月は「染色」についてご紹介していきます。
名前の通り、「生地に色を付与する」工程です。織物の素材や糸種によって染め方がいくつかあり、大きな釜を使用し、それぞれ適正な染め方で進行します。

まずは、「ジッカ―染色」。
ジッカ―染色機の中で、槽の中で、拡布状の生地をロール間で複数回往復させ、間にある染色液で染色します。
生糸や高密度等で薄地化された素材の染色が得意な染色機です。

次に、「液流染色機」。
倉庫精練ではこの染色方法を主に行っています。
生地をロープ状にし、染料を威勢よく噴射し布を循環させながら染色する方法です。
ポリエステルは、ほぼこの染色機で染色します。長い筒の中で生地と染料が流れ、筒の中を回りながら色を付けていきます。
色によって染料や助剤を投入するタイミングをコントロールしたり、釜の温度を調整したりと、管理し続けなければいけない工程です。

高等学校繊維系学科優秀卒業生表彰

 丸井織物新入社員の濱下美咲季さんが、3月23日に石川県繊維協会創立75周年記念式典にて「高等学校繊維系学科優秀卒業生」として表彰されました!
高校時代に「いしかわファッションフェスタ2020石川県知事賞」をはじめ、数々の賞を受賞してこられたことが、今回に繋がったそうです。
濱下さんおめでとうございます!!

デジタルプリント課新アイテム紹介

今月のDP課アイテム紹介はミニピクチャーボードキーホルダーです!
こちらのアイテムは本体裏面のスタンドパーツを使用して立てかけることができるので、そのまま飾ることができますし、付属のボールチェーンを利用してキーホルダーとして使用することもできます!サイズは50mm×50mmと50mm×70mmの2サイズにて販売しています。
小ぶりなサイズなので、お部屋の飾り棚に置くのにもちょうどいいサイズ感ですし、表面は凹凸がある仕様でキャンバス地に印刷したような風合いとなるため、柔らかい印象を与えてくれます。4月に追加したばかりのおすすめのアイテムです!

以上、今月のアイテム紹介でした~!

丸井グループ社内報 Challenge World 4月号 Vol.390

ブランディングプロジェクト終了

丸井織物として初めて本格的に企業ブランディングに取り組んだ本プロジェクトが3月4日に最終回を迎えました。
クリエイティブディレクターの廣澤氏と高澤氏のサポートを受け、20名のメンバーが5カ月ほぼ毎週集って意見を出し合いました。丸井織物を想うメンバーの意見が反映されたとても丸井織物らしいMVV(ミッション/ビジョン/バリュー)を創り出せたと思います。
何度も読み込んでいくと「確かに、そのとおりだ」と感じられ、「何をしたい会社なのか」が理解できます。

今後は丸井織物とグループ会社のブレない軸として社員に広め、企業ブランドとして「丸井織物」自体の存在感を高めていきます。

<メンバーの感想>
・自社のことを良く知らないまま参加したが、強みや弱みを知る機会になった。
・他部署の人たちが会社をどう見ているのかが分かり、違いが面白かった。
・丸井織物はやはり世界に通じる現場力があると感じた。間接部門ももっと頑張らないと。
・何をしている会社であるか言語化されて分かりやすくなった。
・入社前に「カクシンセンイカンパニー」という文字を見てちょっと変わった会社だと興味を持ったことを思い出した。社外の人にもそう感じてほしい。
・社員ひとりひとりが発信力を付けるべきと感じた。

<高澤様より>
・きれいにまとめるだけではなく丸井織物の現状をしっかり伝えるつもりで作りました。MVVと実際の丸井織物の姿がどんどん符合していくようにしていきたいと思っています。

<廣澤様より>
・今回つくりあげたMVVというのは「丸井織物ってどんな会社なの?」と聞かれたときに、「織物の会社だよ」だけではなく、何を目指してどういうことに取り組んでいる会社なのかを表現したものです。そして丸井織物のコンテンツは皆さん1人1人です。全員がMVVを理解し、その中で自分は何ができるのかを意識することが出発点となります。

会長の一言【視野が狭い人の特徴】

代表取締役会長 宮本 徹

「障子を開けてみよ 外は広いぞ」は、トヨタグループの創始者である豊田佐吉による言葉です。その意味は、前に進むためにはまず心の障子を開けなければならない。障子を開くことで今まで知らなかった世界が見えるということです。心の障子は視野が狭いことに繋がります。そのような人の特徴は…
[1]自己中心的な行動をとり周りの意見を聞き入れない。
自分の意見が「絶対」であり、他人の意見をよしとしない。
[2]自分の過去の経験や知識だけで判断する。
…自分が正しいと思って自分の考えに固執して、他人の意見やアイデアを取り込まない。
[3]目先の出来事に強くこだわる。
…目先の出来事にとらわれがち。
[4]チャレンジしない。
…何かを変えることにネガティブなイメージしか無いので、チャレンジすることをしない。リスクをとって新しいことを始める勇気に欠けている人が多い。
[5]理想論ばかり話す。
…視野が狭い人は、理想と現実を上手にミックスさせるのが苦手。

企 業 図 鑑

オリジナルラボ

これまでは自社サイトの集客力(SEOや検索広告)によってお客様にネット上で認知していただき、ご購入いただいていました。イベントなどでオリジナルグッズを作りたいという需要が発生した際にそのお客さんにピンポイントで認知をしていただく顕在需要の獲得施策です。   
しかし、コロナ後にそういった需要が大幅に減少しました。一方、コロナ禍で実店舗ではなくネット上でほしい商品を見つけ、購入する需要が拡大しています。それには潜在需要を取り込むことが重要となっており、そのために販売力のある個人のクリエイターの囲い込みを1年行ってきました。その芽がやっと出て冬季には一定の業績寄与もし始めており、これからの成長が楽しみです。

【グループ工程紹介編(6) 倉庫精練第2弾】

先月は「解反・結反工程」について紹介しました。今回は、精練工程について紹介します。

まず「精練」とは、汚れや前工程(織工程)で付けられた糊や油剤等の不純物などを除去する工程になります。
倉庫精練には、加工糸向け精練機「MKS」と生糸向け精練機「SV」の2種類があります。
精練では、①お湯(50℃)②精練槽(80℃/90℃/95℃)に苛性ソーダ投入・NaOH・マーボン2種③湯洗い(60℃/40℃/水)の順で生地を投入し、汚れを落としていきます。
生機に近ければ近いほど丁寧な作業が必要になり、精練工程でのミスは、その後に影響する可能性が非常に高くなります。
「機械が精練する」と思い込んでしまうと、機械任せとなり見つけられるミスも見逃してしまう為、常にアンテナを張って作業に取り組むことが必要不可欠です。

次回は「染色工程」について紹介します。

入社1年目を終えて

 私たち新入社員も入社し、早いもので1年が経ちました。それぞれが各部署で1年という節目を迎えるにあたり、現在の思いを書きました。

●テキスタイル営業課
 営業として客先に出るための前段階として、デリバリーの業務を日々覚えています。最近ではお客様との打ち合わせに同席させていただき、繊維メーカーとしての背景とともに製品になる大枠を掴めてきました。ものをつくるエネルギーが非常に大きなことと、当たり前のように使用しているこの世の全てのものが、多くの人たちの関わりにより成り立っていることが、この1年での貴重な気付きでした。そういった中で、私がどんな動きをしていけば、機屋とそれ以降のお客様やエンドユーザーに気持ちよく製品を届けられるのか。2年目は具体的に動ける年にしていきたいです。

●SCM事業部門
丸井織物に入社し、1番に思う事は、「人が優しい」という事です。何かを相談してもしっかり答えてくれたり、協力してくださったりと大変助けて頂いています。メーカーとしての在り方や社外の人との関わり方を学ぶ事も大切ですが人間としての成長も欠かさずに日々の業務に取り組んでまいります。また、東京事務所での勤務を日々全力で励んでおります。「新入社員だから仕方ない」といった感覚を抜き去り、いち早く会社に大きな貢献ができるよう努めてまいります。

●サイジング二課
入社してから、今まで経験してこなかったことや、人間関係など、仕事の大変さなどが詰まった一年でした。入社したての頃は分からないことだらけの中で余裕があまり持てず、そんな中で自分のやる仕事が複数になった時など、ちょっと仕事が増えただけでも頭がいっぱいになってしまうことがありました。今でも少しありますが、最初の頃よりはできるようになったと思います。私の今の仕事は、主に部分整経機と糸掛けです。部分整経機では、切替と巻き返しの作業をしています。2年目からも新しい仕事も覚えて早く一人前の社員になりたいです。