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「wundou」を事業譲受―ニュースリリース

 丸井織物株式会社(本社:石川県鹿島郡、代表取締役社長 宮本好雄)は、2020年8月31日付で、株式会社アドベンチャーの連結子会社である株式会社wundou(本社:東京都葛飾区、以下wundou)の全株式を取得し、事業を譲受いたしましたのでお知らせいたします。

 丸井織物は「世界に飛躍するカクシン・センイ・カンパニー」をビジョンに掲げる日本最大の合繊織物メーカーです。繊維とITをかけ合わせた事業の多角化を積極的に進めており、特にオンデマンドで1枚からTシャツを制作できるオリジナル商品サービス「Up-T」事業が大きく成長しています。

 wundouは、1990年に創業したスポーツウェア製造販売会社で、アウトドア、フィットネス、チームウェアなどあらゆるジャンルのスポーツウェアを総合的にラインナップし、全国のスポーツ用品店・学校向けに製造販売を行っております。

 今回の事業譲受により、丸井織物は「Up-T」事業のスポーツウェア分野への進出を図るとともに、オンデマンドのオリジナルサービス事業の強みを活かし両社の事業の親和性を最大限に高め事業領域の拡大を図ってまいります。

 丸井織物のIoT生産システムと連携させることで、チームウェアをはじめとした様々なスポーツウェアのオンデマンド化が可能となり、業界最短の納期(最短3日)でのサービス提供が実現いたします。現在のお取引様へのサービス向上に寄与するとともに、エンドユーザーに向けたEC構築を行いマルチチャネル化も進めていきます。

 今後の展開では、ユーザーからのダイレクトな情報をもとに丸井織物が得意とする高機能スポーツウェア素材を使用した独自のファクトリープロダクツを開発し、商品ラインナップに投入するなどのシナジーも期待でき、グループ一貫でスポーツウェア製造販売事業を進め、お客様への新たな価値を提供してまいります。

■事業譲受の概要
・株式会社wundou
・譲渡契約日:2020年8月31日
・買収額:非公開
※当社の自己資金より譲受価額全額を支払っておりますが、当社の資金繰りに特段の影響はございません。

■株式会社wundouの概要
・商 号:株式会社wundou
・役員構成: 代表取締役社長 土居 俊輔
       常務取締役   石坂 亜弓
       取締役     堀内 洋介
       取締役     王 霖
       取締役(新任) 宮本 米藏(丸井織物(株)副社長)
       取締役(新任) 磯岡  潔((株)ウィル・テキスタイル社長)
       取締役(新任) 宮本 智行(丸井織物(株)常務取締役)
・本社所在地:東京都葛飾区東金町6-6-5 センタービル金町6階
・設立:1990年7月11日
・資本金:3,000万円
・売上高:786百万円(2019年8月期)
・事業内容:スポーツウェア製造販売
・会社 URL:https://www.wundou.com/

■丸井織物株式会社の概要
・商 号:丸井織物株式会社
・代表取締役社長:宮本 好雄
・本社所在地:石川県鹿島郡中能登町久乃木井部15
・設立:1956年4月11日
・資本金:5,700万円
・事業内容:合繊織物及び合繊資材織物製造、IT事業
・会社 URL:https://www.maruig.co.jp

〔本件に対する問い合わせ先〕
丸井織物株式会社
〒929-1801 石川県鹿島郡中能登町久乃木井部15
担当:経営企画部門 宮本 米藏
TEL:0767-76-2060 Fax : 0767-76-2061
E-mail :yonezo_miyamoto@maruig.co.jp

News+Release(wundou事業授受)

丸井グループ社内報 Challenge World 9月号 Vol.371

自動洋服折りたたみ機&仕分け機

▲自動洋服仕分け機

 皆さまご存知だと思いますが、DP課ではUp-Tというウェブサイトを通じて、オリジナルのTシャツ作製を行っています。大量発送の際の折りたたみ、梱包、仕分け作業は人の手で行っており、かなりの手間が掛かっています。そこでDP課では、約1年前から洋服の自動折りたたみ機&仕分け機を開発しています。今回はその装置が完成間近とのことで取材してきました。

Q.この装置で何が改善されるのですか
 現段階で洋服1枚あたり7秒と人力よりも70%の作業時間を削ることができ、また洋服をレーン上に置くだけですので、作業者に手間が掛からないようになっています。ただ、現在の試験段階でも、シャツの厚みによってテープ止めが上手くいかない、仕分けの調節がまだまだかかるといった様々な課題を抱えており、多くの改善点が残っています。ちなみに、装置がここまで完成していくまでにはかなりの苦労がありました。

Q.開発時に苦労したことは何ですか
 開発当初の計画では1年かかる予定ではなかったのですが、装置がギリシャ製のため特殊な工事が必要、自社のシステムと他社のシステムのつなぎ合わせなどの様々な困難がありました。今後は問題なく運用できるよう改善を進めていきます。

会長の一言【コロナのせいにしない】

代表取締役会長 宮本 徹

最近よく、「コロナのせいで○○がダメになった。××ができなくなった。」という声を聞きます。確かにコロナで様々な活動は制限されました。でも、すべてを「コロナのせい」にすることは他責につながり、聞いている方は「できない言い訳」にしか聞こえません。そのような方はおそらく、「上司・お客様のせいで」「政府・景気のせいで」と言っているのではないでしょうか。最近の若者にみられる「くれない族」に似ていませんか?会社には必ずいますね。世間にも多く存在します。「くれない族」は欲求不満の人達でしょうか。そう考えると、日本国民全てが当てはまるかも知れませんね(笑)。あるいは「待ち」の人達ともいえると思います。こちらは責任を取りたくない人で、多く存在しそうです。両方の要素を持った人も多いですね。活動が制限されている中、今こそ色々なアイディアを出して、何かできることはないでしょうか。泣き言を言うよりは、まずは考えて動きましょう。逆に今が「チャンス」ではないでしょうか。当社は評論家や言い訳社員は不要です。現実を直視して、行動する集団にしたいですね。

新入社員に教えてください! ~ビジュアル標準書編~

 私たち新入社員が入社してから早くも5ヶ月が経ちました。様々な仕事のやり方を学ぶ毎日です。丸井では、仕事を覚える際に作業手順が文章で記載された、「作業標準書」が利用されています。しかし、新入社員にとっては、文章のみの説明では、作業内容を理解できないことや、勘違いをしてしまうことがあります。
 このような場合は、上司や先輩に尋ね、作業を見学して学んでいます。複雑な作業の場合は、何度も繰り返し見たいと思います。しかし、日常業務において特定の作業ばかりを繰り返すことは無いため、身に付けるのに時間を要します。そんな悩みを解消してくれるのが、今回取材をした「ビジュアル標準書」です。

Q.ビジュアル標準書とは?
 既存の紙形式の標準書ではなく、動画を用いた標準書のことです。動画を用いることで、より短い時間で効率的に作業内容を理解しやすくなり、紙媒体よりも学習者の理解のバラつきが軽減され、作業が統一化されると考えています。また、熟練者の作業を見ることで、勘やコツを含んだ部分も学べます。そして、新入社員だけでなく、実習生においても効率的に作業を学んでもらえます。

▲動画編集中の様子

Q.ビジュアル標準書プロジェクトの進捗状況は?
 プロジェクトは昨年6月からスタートしました。現在はいくつかの作業において、ビジュアル標準書が形になっており、一部の新入社員や実習生に対して、良い効果が見られ実績が得られています。しかし、ビジュアル標準書の閲覧方法が定まっていないこと、現場において活動重要性を今まで以上に高くする事が出来ず、上手く活用にまで至ってないことが課題です。

Q.今後はどのようにプロジェクトを進めていきますか?
 まずはより多くの実績を得ることを目指します。具体的には現行の標準書と熟練者の作業内容を比較し、不足部分の追加、不要部分の削除をします。その上で、紙媒体では伝わりづらいポイントを洗い出し、そのポイントをビジュアル標準書として作成し、活用していきます。

Sig FREAK’S STORE x NOTO QUALITY

 2020春よりスタートした、“生活に寄り添う大人機能服”をコンセプトに掲げる「Sig FREAK’S STORE」との、2シーズン目になる今秋のコラボアイテムが、8月13日よりCAMPFIRE(クラウドファンディング)にて先行販売開始!WE1833を使用したジャケット・パンツ・コートの展開で、メンズ・レディース共にご用意あり!しっかり「NOTO QUALITY」も紹介していただいています。

その他にも今秋は「NT1219A」を使用したシャツ、NT1086Aを使用したシャツ・ブルゾン・パンツなど、アイテム数を多く展開しています。

是非この機会に、QRコードをスキャンorクリックして、お好みの色・サイズをポチリしてお買い求め下さい。

通信教育について(丸井織物新入社員)

 みなさんは通信教育を受講したことがありますか?私たちは通信教育がどういうものか知るべく技術教育センターへ行きお話を伺いました。
 通信教育は日常業務では学ぶことが難しいものを自宅での時間を使って学ぶことができ、ライフスタイルに合わせて学習できることがメリットです。
 丸井グループ(丸井織物/宮米織物/良川サイジング/倉庫精練)では複数の通信教育団体から150程度の講座を選んでパンフレットに記載しています。技術的なものから対人スキルを学ぶものなどあります。基本的には教材を用いて学習し、レポートを提出する流れになります。
 期限内に課題を提出し、すべての課題が60点以上の場合修了認定され、受講料を全額会社が負担してくれます。
 年間100〜120件程の応募があり、中には毎年6件の講座を受ける人もいるそうです。これを学びたい!というものがあれば通信教育を活用してみてはいかがでしょうか?

丸井グループ社内報 Challenge World 8月号 Vol.370

クラウドファンディングへ挑戦

▲販売ページ(仮) *変更になる可能性があります。

今月からNS300初年度の活動として、『クラウドファンディング』を始めます。
クラウドファンディングとはインターネットを介して資金を調達したい人と出資したい人を結びつけるサービスの事です。

丸井織物でも8月12日から伸縮性や冷感に優れ、透けない上に毛羽立ちしにくいといった様々な特徴を持つシャツを売り出します。
また、こちらのシャツはペットボトルをリサイクルしたプラスチックが使用されており、シャツ1枚につきペットボトル11個分が使われているeco商品となっております。

値段は初回に限り9,800円です。
更に先着300名様にグレーのマスクもつきます。

但し、この商品は売上総額見込が100万円を達成出来なければ販売しない形となっております。欲しい方はぜひご家族やご友人、ご親戚に勧めてみては如何でしょうか?

▼販売ページ *販売開始まではアクセスできません。
https://www.makuake.com/project/maruiorimono/

会長の一言【コロナショックをビジネスチャンスにする】

代表取締役会長 宮本 徹

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、経済的打撃は、我々繊維業界にも大きな影響を与えています。感染拡大が収束し、緊急事態宣言が解除されようとも、今まで通りの暮らしにはすぐに戻りません。この機会にピンチをビジネスチャンスと捉え、その状態が過ぎるのをじっと待ちますか?確かにピンチのときは、ダメージを極力軽減できる体制を整えるのが重要なことですが、今回の新型コロナウイルスは、いつ事態が落ち着くかわからないピンチというものも考慮しなければならなくなりました。災害などであれば復旧や復興への目安は立てられますが、今回のように世界的な規模でのピンチに対しては、そうはいきません。つまり、ピンチだからといってそれをやり過ごすことだけを考えていては、体力が尽きてしまうこともあり得るということをしっかりと頭に入れておくべきです。ピンチがいつ終わるかわからない以上、新たな行動が求められていると言えます。 需要はなくなったわけでなく移動・変化していると考えることが大切です。ビジネスとは「困りごとを助ける」というのがセオリーです。ウイルス対策品や巣篭もり需要、安心・安全等の繊維関連ビジネスも多くあります。出来ない言い訳でなく、行動しましょう。

サステナビリティ・ビジョン

近年、国内でも意識が高まりサステナビリティという言葉を聞く機会が多くなりました。サステナビリティとは、「広く環境・社会・経済の3つの観点からこの世の中を持続可能にしていく。」という考え方です。
例えば、海外のお客様にはエコの考えがないと採用されない、国内でも商品選択判断の基準として安心安全なものを選択するなど、今はただ売上をあげる企業ではなく、社会にどう貢献できるかが評価される形に少しずつ変化しています。事業そのものが社会にとって役立つかどうかが1番の核になります。

当社でもサステナビリティに対してどう取り組むかが課題となっており、事業を通して社会貢献していくことを経営に落とし込むため、今回サステナビリティ・ビジョン「豊かで健やかな社会の実現に貢献します」を設定しました。経営理念とリンクしていますが、ポイントは社会全体に広げていく、という点です。

具体的な活動として、サステナビリティ委員会を立ち上げました。

社長を委員長とし、サステナビリティに関する方針の決定、目標の設定、モニタリング、組織や仕組みの決定を行い、皆様にご理解・浸透を目指す活動です。今年後半から来年にかけての方針で具体的に皆様に展開していく予定となります。
また、会社HPにサステナビリティについて掲載しておりますので、ぜひご覧ください。

サステナビリティと聞くと難しそうと思う方も多いかと思いますが、ぜひ身の回りで考えることからスタートしてみてください。
例えば、再利用できるものがないか?省エネルギー、エコバッグ、ゴミの分別などできることがたくさんあります。業務のできるところから進めてほしいと思っております。

1人1人の取組みがサステナビリティ参画やサステナビリティ・ビジョン達成につながっていきます。よろしくお願いします。

企 業 図 鑑

・オリジナルラボ

歓迎会や飲み会などで一発芸に困ることはないでしょうか?MyBOTYがあればもう安心です。
ロバート秋山プロデュースのBOTYとオリジナルTシャツ作成サービスのTMIXがコラボしたなりきりTシャツで上司に変身してみませんか?
丸井グループ企業の商品であり、かつネタとしても面白いので、一発芸としてリスクのない大正解の選択肢です。

▼MyBOTYホームページ
https://tmix.jp/special/my_boty

・倉庫精練

石川、福井両県合同の補助事業に、倉庫精練、明林繊維、山八織物(いずれも福井県)の3社連携が採択され、6月26日に石川県庁で知事から認定証が交付されました。

谷本知事は、「絶えず消費者のニーズに応える意欲と成果につなげる努力が、繊維産業の一大集積地の役割を担うために大事」と激励。羽田社長が、「先行きが不透明な経済状況下でも新たなチャレンジを行う意義を強く感じている」と応えました。

3社連携は、当社と山八織物が、キュプラを使った快適な着心地、使い心地のナイトウエアなどの素材開発を進め、明林繊維が「DREAMiN」のブランド名で販売するものです。
なお、「DREAMiN」のHPでは、開発に携わった「職人」の1人として、田辺技術課長が紹介されています

・良川サイジング

7月に中能登町消防署の立入検査がありました。良川サイジングが鹿西に移って以来、初めてのこととなります。
今回の立入検査では、書類及び現場の避難経路状況、建物の状況の確認等が行われました。今まで指摘の無かった糸やオイルについても厳しくなりました。
良川サイジングとしては、これを機会に防災に対して強化をしていき、火災を起こさない工場を目指していきたいと存じます。

新入社員オープン講座報告(丸井織物新入社員)

 私たち新入社員は7月7日に行われた新入社員オープン講座に参加しました。
 この研修では入社から3か月の振り返り、職場における自分の対人行動を診断できるエゴグラムチェックと2つのグループワーク実習を行いました。
入社後3ヶ月間の振り返りでは成長したこと、できるようになったことを把握しモチベーションを高めることができました。グループワーク実習では、エゴグラムチェックで分かった改善点を意識して取り組むことができました。情報を言葉で伝え合い、地図を作る実習では情報を上手く伝える難しさ、情報共有の大切さを実感しました。計画書、報告書の作成を行う実習ではPDCAに従った仕事の進め方を学ぶことができました。
 今後、仕事する際には自分の意見をしっかり伝えること、グループ内で何をするのかわからない人がいないか適宜確認することを心がけていきたいです。

当社の「冷感夏マスクwith特製冷却ジェル」を各メディアで取り上げていただきました

当社が真夏に向けて開発した、「冷感夏マスクwith特製冷却ジェル」を各メディアに取り上げて頂きました。

4月から販売を開始した「ひんやり夏用マスク」が予想を上回るご注文を頂いたことで、「春にこれだけ需要があるのなら夏にはもっと冷たいマスクが必要になるのでは」と考えて開発に着手した今回のマスク。
このために開発した特製冷却ジェルをポケットに入れることで猛暑を乗り切ろうというアイテムです。

一般の冷却材と異なるのは、固く凍らないという点。シャーベット配合のジェルが優しく肌を冷やしてくれる仕様です。
立体型となり、ゴム紐の長さを調節できるアジャスターが付き、糸から縫製まで日本製にこだわったこちらのマスクも、たくさんのメディアに取り上げて頂きました。

<冷感夏マスクを取り上げて頂いたメディア様(順不同・敬称略)>

フジテレビ 直撃LIVEグッディ!/テレビ朝日 中居正広のニュースな会/日テレ ZIP!/フジテレビ めざましテレビ/NHK能登/MRO北陸放送 レオスタ/石川テレビ 石川さん Live News it!/読売テレビ かんさい情報ネットten./静岡朝日放送 とびっきり!しずおか土曜版/ウェブマガジンBONNO/日刊スポーツ/北國新聞/北陸中日新聞

各所でご紹介いただきありがとうございます。

今回もマスクに対する皆さまのニーズを多く頂きました。
生地の力で皆さまのお困りごとを解決できるようなマスクを今後とも発信していければと考えていますので、引き続きどうぞ宜しくお願い致します。

丸井グループ社内報 Challenge World 7月号 Vol.369

新入社員に教えてください! ~社長診断編~

 みなさんは6月18日に丸井織物にて行われた「社長診断」をご存知でしょうか?私たち新入社員にとっては「何を診断しているのか?目的は?」などの疑問がありました。そこで、新入社員の目線で調査した、社長診断について報告します!

 まず私達は社長診断の概要を知るために丸井織物社長の宮本好雄さんにインタビューを行いました。

Q.社長診断とは?
 「事業計画に沿って掲げられた全社の方針を達成するための取り組みであり、全社の方針を部、課、個人の方針へと順々に落とし込んでいきます。これにより、個人の方針達成が積み重なり、全社の方針が達成されるという仕組みになります。また丸井織物では、年2回行い、半期毎に各方針の進捗状況を共有・確認し、次の半期に向けて改善や修正を行っています。」

Q.メリットは?
 「社長診断の場では、部長や課長が方針の進捗報告を行いますが、聞き手は役員だけではなく、他部署の方もいます。そのため様々な視点で改善案が提案されることや、方針を達成するために他部署への要望を提案することも可能になっており、有意義な意見交換が出来ることです。」

 私達は社長へのインタビュー後に、実際に社長診断を見学させて頂きました!今回の社長診断はコロナ対策として必要最低限の方のみ会議室に集まり、その他の方はリモートでの参加となりました。私達も一室にご一緒させて頂きリモートで見学しました。
 実際に見学してみると今の私達では言葉の意味や資料の見方で理解できない箇所が多くありました。しかし、疑問点は診断の最中に室内で質問することが可能で、リモート見学の良い点であると感じました。
 最後に、貴重なお時間を割いてご協力くださった方々、ありがとうございました!

会長の一言【コロナ禍の対応について】

代表取締役会長 宮本 徹

 全国を対象に非常事態宣言が解除されましたが、コロナウイルスの影響はまだまだ終わりません。日本経済も世界経済も甚大なダメージを受け、新社会人や新入生は出鼻をくじかれ不安だらけの船出となりました。このままでは、日本人の多くが将来に対する不安から消費を控え、特に若者たちの大半は借金をして住宅や車などを「所有」しようとは思わなくなります。
 但し、この現象は仕方がない面もあります。親世代は子供に大手企業や役所などに入り、安定した生活を送ることを期待します。経済がシュリンクする中で「ナンバーワンよりオンリーワン」という意識になり、“坂の上の雲”や世界を見ずに育っています。その上、社会人になり、昇進・昇給が望めず、年金も期待できず、将来不安で萎縮する一方、何とかなるという楽観的な人も増えています。
 この状況を抜け出すためには、将来が不安だからこそ諦観するのではなく、状況が変わればそれに応じて変われば良いし、行動することです。『窮すれば即ち変ず、変ずれば即ち通ず』です。

倉庫精練5S活動 復活プロジェクト

 倉庫精練では5S活動復活プロジェクトを展開中です!どのようなことが行われているのでしょうか?丸井織物 生産調査室に教えて頂きました!!

Q.プロジェクト発足の経緯は?
 「5S活動の維持、不良や設備の安定稼働のため発足しました。」

Q.どのような活動をしていますか?
 「初回は“5Sの基本ふりかえり”講義(対象:課長、係長、リーダークラス)を行い、設備が似ている丸井織物 七尾工場を見学しました。
 2回目は従業員約100名へ3S・5Sについて講義を行い、講義後は実際に大掃除を実践しました。プロジェクトは11月までを予定しています。」

Q.目標を教えてください!
 「活動を通して、5Sの維持管理だけでなく、不良削減や設備安定稼働も達成できるよう活動していきます!!」

人がいない展示会 裏話

 現在、テキスタイル開発課では先月号で紹介している「人がいない展示会」の他にも、24種類の生地サンプルをまとめた「超寿命機能素材集」を配っています。こちらは以前展示会にいらっしゃったお客様に配ることで、展示会に来られなくても生地をお客様に知ってもらえるという試みです。また、生地ごとに説明文を記載しており、特徴がしっかりと伝わります。
 このような活動を始めてから、お客様に「動画見たよ」、「この生地いいね」と言ってもらえることが増えたそうです。実際、Instagramではフォロワーが一割ほど増え、現在5,500人を超えました。コロナ対策から考えられた企画でしたが、丸井織物の活動や商品のイメージアップにも繋がっているようです。

★編集後記(丸井織物新入社員)★
 私達、新入社員は先月号からグループ報制作に携わっています。今月号は記事のアイディアを出し合い、インタビューをして文章を作成することが大変でした。しかし、同期や多くの方に助けていただき仕上げることができました。今後も一歩ずつ成長していきたいと思っています。沢山の方に読んで頂き、もし良ければ感想など頂けると幸いです!

サステナビリティ委員会の設置について―ニュースリリース

丸井織物株式会社は、このたび、持続可能な社会の実現に向けて、事業を通じて統合的に取り組むために「サステナビリティ委員会」を設置いたしました。また、あわせて「丸井織物 サステナビリティ・ビジョン」を策定しましたのでお知らせいたします。

地球規模での環境や社会課題の解決に向けての国連総会での「持続可能な開発目標 (SDGs)」の採択やパリ協定発行などで、国際社会が大きく変化しています。また近年、国内外の関心の高まりの中で、サステナビリティ製品の需要が増大してきており、同時にお客様からはその透明性と安全性の証明が要望されています。

当社は「仕事を通して人間成長をはかり、豊かで健やかな人生をつくりあげる」という経営理念のもと、社員一人ひとりの理念の実践を行いその活動の輪を取引先や地域社会に拡げることを通して、社会への貢献を果たしながら企業成長をしてきました。

今回、サステナビリティの視点を踏まえた経営を更に促進するため、代表取締役社長が委員長となり、「サステナビリティ委員会」を設置いたしました。サステナビリティ委員会では、サステナビリティに関する全社方針や目標の策定、重要課題(マテリアリティ)のモニタリング及び体制の構築と整備などを行っていきます。

また、新たに「丸井織物 サステナビリティ・ビジョン」を策定しました。今回策定したビジョンのもと、SDGsをはじめとする社会課題の解決に向けた取り組みを加速させていきます。

サステナビリティ・ビジョンの主な内容は以下の通りです。

「丸井織物のサステナビリティ」 URL: https://www.maruig.co.jp/sustainability01

(1)サステナビリティ・ビジョン

(2)マネジメント体制

(3)重要課題(マテリアリティ)
 1.環境に配慮した革新的なものづくり
 2.環境に配慮した製品の提供
 3.健康で快適な生活への貢献
 4.共存共栄の健全なサプライチェーン
 5.人間成長とやりがいのある職場
 6.持続可能な経営基盤の強化

〔本件に対する問い合わせ先〕
 丸井織物株式会社
 〒929-1801 石川県鹿島郡中能登町久乃木井部15
 担当:経営企画室 宮本米藏  
 TEL:0767-76-2060 Fax : 0767-76-2061
 E-mail :yonezo_miyamoto@maruig.co.jp

News+Release(サステナビリティ委員会設置)

丸井グループ社内報 Challenge World 6月号 Vol.368

NS-300 ポスターとカードを配布しました!

 中期ビジョン「NS-300」のポスターとカードを丸井グループの皆さまに配布しております。唱和をはじめ、浸透ツールとしてご利用ください!

会長の一言【コロナショックにどう立ち向かうか】

代表取締役会長 宮本 徹

 今回のコロナショックは、リーマンショックを超える経済危機です。3月まではサプライチェーンの問題でしたが4月以降は世界で消費が消えました。暖冬・消費増税に加えて危機的な状況です。これほど仕事がない消費蒸発は初めてです。しかし消費は必ず戻ります。今はその時に一気に立ち上がる準備期間です。当社の方針は、雇用を絶対に守ること。①あらゆるキャッシュ流出の見直しと同時に、数年の好景気で意識せぬまま肥満体質になった②体質改善をするチャンスです。また、自社の強みを見直し③ファーストコールカンパニー(一番目に声のかかる会社)に選ばれる会社になる
 丸井の危機における瞬発力は凄いです。過去の危機においてその力が大いに発揮されました。今回もそうです。この変化は、中期ビジョンのX-Tech(クロステック)で次世代モノづくり事業のチャンスで衣料事業拡大・産業資材事業基盤強化・IT/新規事業のビジネスモデル創出を加速します。まさしく「ピンチはチャンス」です。明るく・元気にこの危機を楽しみましょう。

企 業 図 鑑

 皆様に改めてグループ企業を知っていただく機会とするため、各企業のトピックスをピックアップしてご紹介していきます!

・ウィル・テキスタイル

 商談スペースを使用し、月に一度ヨガレッスンを開催しております。専門インストラクターにお越し頂き、初級~中級クラスのストレッチを中心とした内容です。1時間のレッスンを終えた頃にはじんわりと汗をかき、よいリフレッシュになります。
 外出自粛要請が解除されたとしても、日頃の運動不足解消&ストレス発散に自宅ヨガをお勧めします。今は新型コロナ対策でレッスンはお休みしておりますが、丸井グループの皆様も飛び入り参加OKですので、ご興味のある方はご連絡ください。

・良川サイジング

 今月は当社の新型コロナウイルス対策を紹介します。
1.食堂利用時間の制限。
  部署毎に利用時間を分ける。
2.屋内喫煙場所を閉鎖し、屋外に喫煙場所を移動。
3.月曜日の全体朝礼中止。
4.帰国者・接触者相談センター連絡先や連絡の判断基準について社員へ案内。
5.マスクが入手困難となっていたため、1人あたり10枚を全社員に無料配布を実施。こちらは3月と5月の計2回行いました。「どこに行っても在庫がなく、とても助かりました!」と多くの社員に喜んでいただけました。
  取り組みは緊急事態宣言解除後も継続予定です。

新入社員研修を通して

 私たち丸井織物の新入社員は4月から2週間ほどの研修を受け、様々なことを学びました。特に印象に残ったことが3つあります。

 まずは5Sです。5Sとは自分だけでなく、他の人の安全も守るためのルールになります。ルールを守らないで「これでいいだろう…」と思い、油断や手抜きをするとケガや大きな労働災害に繋がる恐れがあります。そのため、現場で意見を出し合い、工夫していることが印象に残りました。
 次に学んだのは織物をつくる工程です。織るといっても、糸の種類や用途、糸の飛ばし方、糊剤の配合比率などの微調整が必要で、細やかな配慮が現場では求められるのだと感じました。
 最後にJJCオープン講座では、人との接し方や電話対応など、社会人としての基本的なマナーを学びました。
 いずれも学校では学ぶことができない貴重な経験ができました。今後の仕事でもこの経験を活かせるよう努力していきたいです。

★グループ報編集メンバー 新規加入のお知らせ★
 新入社員ならではの新しい考え方を取り入れることや丸井グループへの理解をより深めていただく目的で、6月号より1年間、丸井織物の新入社員が編集メンバーの一員として活動します。お仕事中の皆様の元へ取材に伺うこともあるかと思いますが、よろしくお願いします!

SNSでバーチャル展示会 動画で特徴伝え、既存客に好評ー繊研新聞

 合繊織物製造の丸井織物(石川県中能登町)はSNSを活用したバーチャル展示会を今月末まで行っている。新型コロナウイルスの影響で合同展が中止されたが、代替案を模索。生地の風合いが伝わる動画など現場発で工夫し、評判も上々という。

 同社は素材メーカーや商社などからの委託生産が主力だが、テキスタイルの自販にも力を入れ、伸ばしている。特に年2回のプレミアム・テキスタイル・ジャパン(PTJ)の出展で新規開拓や既存客をフォローし、新作も企画してきた。

 5月に予定されていたPTJが中止となって即、代案を検討。企画担当など3人の若手を中心に、オンライン展示会としてコンテンツを作った。SNSの公式アカウントにアップした素材は今、ニーズの高いマスク用ガーゼのほか、綿やレーヨン調のポリエステル、ストレッチウールなど。得意の合繊に限らずに新作を見せ、動画でストレッチやドレープの様子など、できるだけ生地の特性を伝えるよう工夫した。

 既存客からの反応は想定以上で、インスタグラムでは2000人超が閲覧した。詳細への問い合わせも多い。31日までで、今後も新作を加える予定。

 SNSを利用しない層に向けても、子会社の倉庫精練(金沢市)に共同のショールームを設け、ウェブ上でも見本を見られる仕組みなどを検討している。

(2020.5.21/繊研新聞)

インスタグラムアカウント(@marui_noto)/ https://www.instagram.com/marui_noto/
ツイッターアカウント (@MaruiOrimono)/ https://twitter.com/MaruiOrimono

当社の「ひんやり夏用マスク」を各メディアで取り上げていただきました

当社が夏に向けて開発した、接触冷感機能を持つ「ひんやり夏用マスク(防菌フィルター付き)」を各メディアに取り上げて頂きました。

1月に中国で新型コロナウイルスが流行していると聞き、日本でもマスクが必要になるのではないかと考え、2月から布マスクの開発をスタートしました。
日本の店頭からマスクが消えた2月半ばに「洗えるマスク」、3月に「伸びるマスク」の販売を開始し、このまま暑い夏を迎えるとたいへんなことになると考え、今回の「ひんやり夏用マスク」を販売いたしました。

販売開始から予想外の反響を受け、販売予定の5倍のご注文を受けました。その後、たくさんのメディアに取り上げて頂きました。

<ひんやりマスクを取り上げて頂いたメディア様(順不同・敬称略)>

日刊スポーツ/北國新聞/北陸中日新聞/FNN プライムオンライン/TBSラジオ ACTION/フジテレビ めざましテレビ/北陸朝日放送 ゆうどきLive/NHK かがのとイブニング/石川テレビ 石川さん Live News it!/TNC テレビ西日本 ももち浜S特報ライブ/CBCテレビ 花咲かタイムズ/TBS サンジャポ/読売テレビ あさパラ!/テレ朝 羽鳥慎一 モーニングショー/TBS Nスタ/フジテレビ とくダネ!/日テレ ZIP!

各所でご紹介いただきありがとうございます。

現在、フル稼働で生産を行っておりますが、これまで当社になかった製品のためお時間をいただいております。増産体制を急ピッチで整え、少しでも早く皆様にお届けできるよう社員一同で取り組んでいるところですので、引き続きどうぞ宜しくお願い致します。

STAY HOME時代のテキスタイル展示会―ニュースリリース

丸井織物株式会社(本社:石川県鹿島郡、代表取締役社長:宮本好雄)は、同社のSNSアカウントを利用して、“人がいない展示会”を開催しています。

本展示会は、年2回東京国際フォーラムにて開催されているビジネス商談会「プレミアム・テキスタイル・ジャパン」が、新型コロナウイルスの影響で中止となったことを受け企画したものです。インスタグラムやツイッターといったSNS上を展示スペースに見立てて、自社開発生地のプレゼンテーションをしています。

今話題のマスクに使える生地を始め、「部屋干し3時間で乾くため夜に洗濯して翌朝着用できる生地」や「まるでウールにしか見えないのにポリエステルの機能を持つ生地」など全10品番を展示予定です。画像だけではなく生地を触る動画もあり、実際に展示会に来場して生地を手に取っているような雰囲気を目指しています。

マスクや医療用ガウンの製作をする機会を通して、「生地には人々のライフスタイルを変える力がある。」と今まさに私たちが体感しています。
「この生地たちをまた違った方法で世の中に届けてくださる素敵な皆さまとの出会いの機会をなくしてはいけない。」という開発担当者の想いから、家にいながらでも参加できる新しい展示会の形を模索いたしました。

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-MARUI ORIMONO fabric library-
 5/7(Thu.) 〜5/31(Sun.)

 #オンライン展示会
 #丸井織物 #MaruiFabricLibrary

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丸井グループ社内報 Challenge World 5月号 Vol.367

2020年度 入社式

 今年は丸井織物に7名、倉庫精練に9名の新入社員の方々が入社されました。おめでとうございます!(写真左:丸井織物/写真右:倉庫精練)
これから一緒に繊維業界を牽引していきましょう!

(下記に倉庫精練での入社式や研修の記事を掲載しています。)

会長の一言【コロナショックに打ち勝つ】

代表取締役会長 宮本 徹

 コロナ緊急事態宣言が発令されました。中国武漢から始まったコロナウイルスはグローバルなパンデミックを引き起こし、中国、そして欧米、楽観視していた東京・石川にも拡散してきました。世界同時株価の暴落に始まり、金融経済や実体経済ともに大きく影響が出てきました。この危機回復には相当の時間がかかるでしょう。『世界の工場』として成長した中国を中心としたサプライチェーンは縮小してグローバル化の流れは逆回転します。後進国から新興国へ需要をつくり成り立ってきた成長モデルは変化せざるを得ず、大量生産・大量消費・大量輸送での成長ルールが急速に変わります。当社も長期ビジョンで進めていますが、想定以上に速いスピードで進むでしょう。5G、在宅勤務、テレワーク、働き方改革は、我々のライフスタイルの変化を推し進めます。新しい需要が起きてきます。この暗いトンネルを抜けると明るい兆しが見えてきます。次の成長の波に乗るために生き延びていち早くチャンスを掴みたく思っています。厳しい経営環境ですが『打つ手は無限』一致団結頑張りましょう。

企 業 図 鑑

 皆様に改めてグループ企業を知っていただく機会とするため、各企業のトピックスをピックアップしてご紹介していきます!

・倉庫精練

 2020年4月1日(水)、新入社員9名を迎え入れました。
 同日、入社式を行いました。羽田社長からのお話では、丸井グループ中期経営計画「NS-300」に沿った当社中期経営計画「REBORN2022」がスタートすること、キャッチフレーズ「OPEN」の説明などがありました。
 そのあとの導入教育では、北野専務や各部門長による講義を行い、4月3日(金)甲野常務から仮配属先の発表があり、新入社員はそれぞれエルダー社員、その上司と交流しました。
 制服に着替えたのち、午後より各配属先で現場実習となりました。

GO!GO!改善デー

 今月は本社織布課の取り組みをご紹介します。テーマはディスプレイ操作不具合の改善です。
ディスプレイの効きが悪く困っているということから、どうして効きが悪くなるのかを丸井の大好きな“現地現物”で原因調査しました!!

 実際に壊れたディスプレイを課員で確認して原因を出し合い、改善に取り組んでいます。
機械のことなのでなかなか四苦八苦していますが、皆で仮説や案を出し合って実践→反省を繰り返しています。

 現地現物、仮説の実証のPDCAを回す、皆さんも再度意識してみてはいかがでしょうか。

新型コロナウイルス感染拡大に対する当社の取り組みについて

今般、新型コロナウイルスに罹患された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
皆さまの早期回復と一日も早い感染の終息をお祈り申し上げます。

当社では新型コロナウイルスの感染拡大を防止するべく、お客さま、地域の皆さま、従業員等の安全を第一に考えてまいります。
現在実施している当社の新型コロナウイルスに対する取り組みは以下の通りです。政府指導に基づき、随時更新して参ります。

 

<1. 当社で実施している感染拡大防止策>

  • 海外出張の原則禁止および不要不急の国内出張の自粛(オンラインと併用)
    ※「緊急事態宣言」の状況を受けて、社内の特別な事情がない限り発令地域への出張は自粛
  • 工場見学の受け入れは極力控える
  • 会社敷地内へ入場される全てのお客様の体温チェックを実施
  • 業務上可能な社員には積極的に在宅勤務、時差出勤の実施
  • 勤務中の手洗い・うがい・マスク着用・アルコール消毒の徹底
    ※生産現場では人との距離が保てる場合のみマスク着用なし(熱中症対策)
  • 社内会議中の「一席おきの着席」「マスク着用必須」「会議中・会議後の換気」を徹底
  • 社内における各種イベント・集会(入社式や採用面接等)において上記を徹底または延期
  • 社員食堂での「黙食」を実施と各テーブルへ除菌シートの設置
  • ハンドドライヤー(温風ジェット乾燥機)の使用禁止
  • 事務所ドアの常時開放
  • 全社員において出勤日当日の体温測定・記録を実施
  • 体調不良がみられる場合は自宅静養

<2.新型コロナウイルスに関連した当社の製品・サービス>

感染拡大の抑制のため、自社の技術と工場管理ノウハウを活かして下記アイテムを製造し、自社オンデマンドサービス「 Up-T 」やクラウドファンディングサイト「 MAKUAKE 」様にて販売しております。

また、ガーゼや生地、ゴム紐等のマスク用資材を生地販売サービス「 Textile Mall 」にて販売しております。

(2021/05/05更新)

社会が一日も早く平時を取り戻せるよう、引き続き丸井グループとして可能な限りの尽力をしてまいります。


― 安全・健康信条 ―

  1. 安全は、全社員の責任であり、義務である。
  2. 安全はすべての作業に優先し、いかなる業務よりも重要である。
  3. 危険を予知する感受性を高め、気づいたことは必ず実行しよう。
  4. 常に5Sを心がけ、職場を美しく働きやすくしよう。
  5. 「全社員の安全と健康を第1に徹する」を念頭に、明るい職場環境づくりを推進しよう。

※丸井グループの安全宣言、健康宣言についてはこちらのページをご覧ください。

丸井グループ社内報 Challenge World 4月号 Vol.366

ウィル・テキスタイル中計策定研修 工場見学会

 ウィル・テキスタイルの中期経営計画策定のため全6回に渡り、ウィル・テキスタイルと丸井織物の社員が合同で研修を行っています。
1~3回は主に座学や幹部講義を通して経営について学び、4~6回で実際の中期経営計画を策定していきます。
3回目にあたる2月21日にウィル・テキスタイルの受講メンバーが初めて丸井織物の工場を見学し、どのような流れで織物がつくられるかを直に見て頂き、意見交換を行いました。

その中で出た感想をご紹介します。

・初めて見るものばかりで、とても勉強になりました。今まではロットの問題が発生した際、「なんでできないの?」と言ってしまっていたのですが、その理由が分かり、反省しました。

・たて糸の重要さがよく分かりました。

・人の少なさにびっくりしました!出張で中国の工場へ行く機会があるのですが、そことは違い、最先端の工場を見せていただくことができました。

・新潟県や中国で同様の工場を見たことがありますが、整理整頓や工場内のきれいさなど、ずば抜けていました。

・サイジング工程はたて糸をセットするだけ、と思っていましたが糊付けなどたくさんのノウハウが詰まっており、工程も多く驚きました。

・織物ができるまでの工程は初めて見学したため、大変勉強になりました。

 4月から4回目の研修となり、いよいよ中期経営計画に向けて本格的に取り組んでいきます。
今回のように工場見学等を通し、グループ会社について直に見て知るという取り組みが相互理解にもつながるということを実感しました。今後もせっかくのグループ企業なので、お互いの会社を知るという機会を増やしていきたいですね。

食堂でのランチタイム

会長の一言【わたし失敗しないので】

代表取締役会長 宮本 徹

 ドラマ“ドクターX”で大門未知子は「わたし失敗しないので。」と言います。しかしドラマの中でピンチは多々あります。全てのピンチを未然に防ぐのは無理です。ピンチがきたときに「もうどうする事も出来ない」と諦めますか?「ピンチはチャンス」という考え方を身につけている人は、その瞬間辛くとも乗り越えていき、その後大きな力を得ていきます。突然のピンチ襲来に冷静さを失う事はよくありますが、最悪な状況にいる時こそ「自分は今ピンチなんだ」と冷静に見る事ができれば、すでにピンチを半分抜け出したようなものです。
 ピンチは仕事でも人間関係でも大概は自分のミスで誘発します。大切な事は失敗した事を悔やむよりも、「そこから何を学ぶか」、「次に繰り返さないために何ができるか」を考えることが早く乗り越えるコツです。ピンチの時こそ「不誠実な事はしない、逃げたりごまかす事はしない、言い訳をしない」という事が大事であり、苦しくて逃げ出したくても乗り越えていかなくてはいけません。失敗で他人に迷惑をかけた時、まずは誠心誠意、素直に謝罪することです。しっかりと相手に自分の誠意を届ける事が出来れば、「失敗」というピンチを、最大のチャンスに変えることができます。
 ピンチがきたその時、いかにして行動をとるのかによってチャンスとなるのかそうではないのかの境目となります。どん底まで絶望してもいいんです。大事なのは、いつまでも絶望の淵にいるのではなく「立ち上がる」という事。まずは問題が一刻も早く解決するように行動していく事が良い方法と言えます。その間に、落ち込む事すら忘れてしまいます。

企 業 図 鑑

 皆様に改めてグループ企業を知っていただく機会とするため、各企業のトピックスをピックアップしてご紹介していきます!

・倉庫精練

 3月9日(月)にエルダー教育を実施しました。エルダーとは、新入社員の良き相談役となる先輩社員という意味です。エルダー教育導入の目的は、新入社員ひとり1人に相談役がつき、心理的な支えと早期育成が期待できることと、エルダー自身が成長するためです。入社予定新入社員9名のエルダーが参加し、甲野常務から激励の言葉をいただいてスタートしました。
  研修ではエルダーとしての心構えを確認し、「メンター・先輩社員に求められる指導・支援の考え方・進め方」のDVDを視聴しながら、
・新入社員を良く知ること
・コミュニケーションのとり方
・相談されたときの悪い答え方、良い答え方
などを学びました。

・オリジナルラボ

 オリジナルグッズを作るTMIXでは、スポーツイベントで使われるチームTシャツ、応援タオルのほかに、歓送迎会や結婚式などを盛り上げるオリジナルTシャツも作っています。プレゼントやサプライズには、市販のものよりオリジナルデザインのものがおすすめです。オリジナルグッズでかけがえのない思い出作りをしてみませんか?「TMIX」で検索してください。

GO!GO!改善デー

 今回は第3織布課です。
日々の作業でエアマット作りを楽にしたいという思いから、テーマは“エアマット作成時間の削減”。

〈改善前〉
 壁に立てかけてあるため必要がないときに倒れる、作成時に引っ張り出すのが手間、使用済みエアマットが無造作に床に置いてあるのでサイズがすぐに分からず再利用が面倒に感じる etc 。
〈改善後〉
設置をトイレットペーパー方式に変更し、使用済みエアマット置き場を作ってサイズごとに保管することとしたため、作成が楽になり作業場もきれいになりました!
また、今回からサークルリーダーとは別にテーマリーダーが設けられました。責任感をもって進行し、会合中に出た問題まで解決できるようなリーダーがうまれたことが、今回の最大の改善かもしれません。

※3月号クイズ(表紙の「変わります」画像にトップ以外の方が1名混じっています。誰でしょうか?)の答え→丸井織物 生産管理課課長 中居義晴さんでした! (表紙写真右下)次回は中居さんのマネー講座を掲載予定です!お楽しみに!

丸井グループ社内報 Challenge World 3月号 Vol.365

グループ報に変わります。

2020年3月1日からグループ報に変わります。
丸井グループ全体の連携を、より強めていきましょう!

会長の一言【長期ビジョン・中期経営計画は何故必要か】

代表取締役会長 宮本 徹

中堅中小企業にとって現代は厳しい経済環境下にあります。勘に頼った経営はもう通用せず、会社経営が非常に困難な時代です。今のインターネット社会では、「自分だけが知り、ライバル会社は知らない」という競争優位な状態をつくりにくいのです。ライバル会社は社内 のあらゆる情報を入手、分析し、経営戦略を立てている可能性があります。仮に優秀な社員が無尽蔵にいて、資金を無制限に使い、すべての情報を入手することができるのであれば苦労しませんが、現実にはこれらの経営資源は有限です。

その制限された中で会社を継続的に維持・成長させていくためには、現状の姿と将来のあるべき姿のギャップを認識することが必要で、丸井グループを将来どんな会社にしたいのか、夢・目標・経営ビジョン等を持つことが大切です。それらの夢と会社の現実には乖離があります。しかし、むやみやたらに頑張れば乖離がなくせるというものではありません。最も効率的かつ効果が最大になるよう全社を挙げて行動すべきです。その全社の努力の方向性をコントロールしていくのが「長期ビジョンであり中期経営計画」です。

企 業 図 鑑

グループ報の記念すべき第1号は皆様に改めてグループ企業を知っていただく機会にしたいと思います。
各社長に1~3についてお伺いし、熱く語っていただきました!

1.会社紹介
2.社長の自己紹介
3.NS300に対する思い

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丸井織物・宮米織物株式会社

代表取締役社長 宮本 好雄(みやもと よしお)

1.グループ会社の皆様は、あまりご存知ないかと思うので、丸井織物株式会社と宮米織物株式会社の名前の由来をご紹介します。

宮米織物は、1937年(昭和12年)に現会長の祖父:宮本米吉氏が設立。宮米織物の名前は、初代社長の宮本米吉の名字「宮」と名前の「米」からとっています。
そこから19年後の1956年(昭和31年)に宮本米吉氏の弟:宮本二郎氏(丸井織物初代社長)と宮本米吉氏の三男:宮本三郎氏によって、丸井織物が設立。丸井織物は、設立地が「井田」地区だった事と、繊維有力産元の一村産業さんの会社で「丸和・丸一」と「丸(○)」とつく名前は縁起がいいとの事で丸井織物という名前になったそうです。

2.宮本好雄です。1961年5月生まれ、今年で59歳になります。丑年です。
趣味は読書とか映画・テレビドラマ鑑賞です。泣ける映画やテレビドラマが大好きです。

3.丸井グループは、これまで「変革100」「革新200」と自らのビジョンを打ち立て、果敢にチャレンジし、成し遂げてきております。新たな「NS300」は、その先にある長期ビジョン「Vision2030」での前半中期計画です。変化を恐れることなく、グループ一丸で、なんとしても達成し、「Vision2030」に近づきましょう。

良川サイジング株式会社

代表取締役社長 水口  茂(みずぐち しげる)

1.当社は1953年に良川織物協同組合サイジング工場として設立され、地域の機屋の経糸準備工場として創業。1966年10月6日に社名変更し良川サイジング株式会社を設立。その後、機屋の減少で経糸(たていと)準備だけでは経営が難しく1985年に織機WJL(ウォータージェットルーム)を導入し裏地生産を開始。

2011年に黒氏から現在地に移設後、準備機・織機を増設し2014年に丸井織物の子会社となりました。現在は、WJL252台と経糸準備機を保有。特徴は、営業・開発はすべて丸井織物で行い、売上の90%は丸井織物からの受注です。経験豊富な丸井織物の定年退職者を優先的に採用し活躍して頂いています。

2.小職は、2011年の移設業務全般に携わり、2016年に丸井織物から良川サイジングに赴任しました。
盆栽作りが趣味で、数年前にお客様とゴルフにいった際、OBの連続で不貞腐れていた私にキャディーさんから脇に生えていた松の苗木と苔を家に植えてはどうかと勧められ、そこからはまっています。
盆栽育成にも原理原則が有り、見様見真似では育たないところが仕事も同じであると痛感しています。

3.2024年までに売上10%UP、売上高営業利益率10%確保を数値目標に掲げています。裏地の国内減少をはじめ、経営的にマイナス要因が多い中、ピンチをチャンスに切り替える為、付加価値の高い商品への転換、設備の更新、人材の確保、品質の安定・生産性の向上を行う推進計画を立て実施しています。皆さんの力を借りて課題を解決しながら進めて行きたく、ご協力宜しくお願い致します。

丸井織物(南通)有限公司

総経理 楊 衛平(よう えいへい)

1.当社は、2004年に江蘇省南通市に設立されました。現在は、WJL180台、経糸準備設備2系列、乾燥機3台、検反機5台、反末染色機1台を保有し、92名の従業員と共に「日本製品と同品質の製品づくり」をコンセプトに取り組んでいます。
生産品種はスポーツカジュアル、アウトドア衣料、エアバッグ用織物です。中国に製造拠点を持つ世界的なスポーツメーカーやアパレルメーカー等に付加価値の高い合繊織物を提供しています。

2.1972年生まれ、入社7年目になります。今年は子の年で“本命年”、日本でいう年男です。趣味はバドミントン、テニス、チェスで、家族でも楽しむことが多いのですが、最近では息子の成長が著しく、追い越されそうです。また、週2回程東レ南通の方とバドミントンを楽しみながら体力維持に努めています。
他には家族との旅行が楽しみで、最近ではモンゴル、チベット、云南に行きました。

3.2018年中米貿易戦争が始まり2019年から市場景気が悪化。今年は更に悪い年と予測しており、NS300をどう達成するかが重要課題になっています。対策として、

(1)本社と連携し海外事業を拡大(中国生機をベトナムへ供給)
(2)染生地の自販(至難の業だが有力企業と連携を検討)
(3)本社との合作強化。許容量超過時の本社への生機供給

2018年、2019年に年間600万m以上の生機輸出の実現や昨年より原糸供給を開始し、部品供給においても今後の伸びしろに期待しています。
厳しい市場環境ですが、NS300の目標達成に向け課題を一つ一つクリアできるよう一緒に頑張りましょう。

倉庫精練株式会社

代表取締役社長 羽田  学(はねだ まなぶ)

1.当社は1914年に設立し100年超の歴史を有した染色加工会社です。2017年に丸井織物によるTOBが成立、現在は再建向け構造改革の途上にあります。
社員数は契約社員、海外研修生を含めると全体で約200名です。
化繊から合繊までの幅広い素材、また、織物、編物、一部不織布まで取り扱うことができることやラミネートなど当社独自の機能加工を多数有していることは、お客様にとって大きな魅力となっています。私たちは、このような特徴を一層強化しながら、丸井グループの一員としてしっかり輝いていけるよう未来に向けて頑張っていきます。

2.昨年3月に倉庫精練に入社。出身は大阪ですが、福井に6年勤務した経験があり今回で2回目の北陸となります。
学生時代はテニス部に所属していましたが、最近は週末にジムに通うのみで体が多少鈍ってきた為、またテニスでも始めてみようかと思っています。
昔から“自然体”を心掛けており、虚勢を張らず、自分に嘘を付かず、生きていければと思っています。

3.当社も丸井グループ“NS-300”に沿った形で、新規中期経営計画“Reborn2022”~RiseUpTogether~を作成しました。その骨子としては以下の3つです。

(1)工場整流化、設備改廃、再整備、ロス削減によるコストダウンの実現
(2)価格転嫁の実現、商品構成の変換による利益率の向上
(3)VIP顧客との関係強化、新規設備導入による当社オリジナル商材の拡大

これらの諸施策を着実に実施していくことにより早期の業績回復に努め、2023年3月期 には、黒字化を実現するという目標に向けて全社ワンチームとなって頑張っていきます。丸井グループの一員として、重要なポジションを担っている責任と自覚をしっかりと認識し、その役割を十分に発揮できるよう邁進していくつもりですので、今後ともグループ皆さんから暖かいご支援をいただけますようよろしくお願いします。

オリジナルラボ株式会社

代表取締役社長 椛島誠一郎(かばしま せいいちろう)

1.当社は、Tシャツ、スマホケース、バッグ等のオリジナルグッズをWEBで作り1つからでも購入できるサービスを運営しています。
サービスはTMIX、スマホラボ、ノベルティラボ等です。オリジナルグッズを作るならオリラボという位置づけを築くべくアイテム数を増やしています。
強みは、WEBでの集客力。具体的にはSEO(Googleなどの検索エンジンで上位表示すること)です。「オリジナルTシャツ」や「オリジナルスマホケース」などで検索をすると上位に表示され、そこで集客をしています。今後は、バッグ、ボトルなど様々なキーワードで上位表示し拡大を目指しています。

2.趣味は初期費用のかからないビジネスを立ち上げることです。オリジナルラボとは別に個人で2社創業し経営しています。日々ビジネスチャンスを探しており、儲かりそうなアイディアがあればとりあえずやってみるという形で、ネットサービスを立ち上げています。

3.ITは9億円から72億円、10年後には400億円をめざす規模感となっています。実現するためには、既存事業を伸ばしていくだけでは不可能です。そうすると新規事業やM&Aも活用していくことが重要です。現状の体制を考えると、経営者人材が圧倒的に不足しています。
そこで、オリジナルラボではすでに行っていますが、インキュベーション投資という形で丸井グループにかかわる経営者人材を育て、増やしていくことが重要と考えています。そういった新しい試みを行っていくことが楽しみです。

株式会社ウィル・テキスタイル

代表取締役社長 磯岡  潔(いそおか きよし)

1.当社は、2003年設立(三菱商事内で起業)、今年で創業17年目を迎えます。デザイン提案→生地提案→仕様書作成→縫製工場生産管理といったスポーツウエアのODM・OEMを行っています。主業務のデザイン、生地提案、生産管理のレベルを高めることはもちろんですが、お客様、縫製工場様、生地メーカー様との信頼&人間関係を深めることを最重要と考え社員一同日々努力しております。

2.1963年新潟県新発田市生まれ、56歳。中・高=柔道部(スパルタ系)。大学=スキー部。趣味:ゴルフ&御輿&読書。好きな言葉:意思のある所に道は開ける。

3.丸井グループの一員となり新生ウィル・テキスタイルとしてグループの川下として中核となるべく下記3点を中心として進んでいく予定です。

(1)従来の商社経由の業務委託契約(ウィル→商社→客先)から弊社自販(ウィル→客先)への業務内容の移行
(2)丸井さんとの協業による生地開発
(3)新たなビジネススキームへの挑戦

→将来のアパレル業界の変化に鑑み、我々の武器であるデザイン、縫製ノウハウ、生地開発能力を生かし新たなビジネスに挑戦していきます。具体的には、ECサイト会社との協業によるサプライチェーンの構築。ウィルPBブランドの販売等を始めとして始動していきます。

※表紙の「変わります」画像にトップ以外の方が1名混じっています。誰でしょうか?→答えは来月号で!