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丸井グループ社内報 Challenge World 10月号 Vol.384

良川サイジング5Sプロジェクト始動


▲プロジェクトメンバー(1列目中央がアドバイザーの先生)

 コンサルティングの先生をお迎えし、6月より良川サイジングで【5Sプロジェクト】が発足しました。
毎月2回、先生による現場確認や各課の改善状況などが共有されています。また、5Sポスターやバッジも手作りされています!
今回は、この熱気溢れるプロジェクトにお邪魔させていただきました!

【プロジェクト発足の背景】
「難易度が高い生産品種に変わってきており、従来の仕事の延長では品質・稼働が目標達成出来ない状況です。経営幹部をはじめ管理者・社員の皆さんと共に仕事に対する考え方・やり方を変える必要があると考えました。経営理念にある、仕事を通して人間成長する時が来ています。コミュニケーションが活発に行われ、一人ひとりが高いモチベーションを持ち、仕事の改善が進み、業績向上することで充実感のある生活に変わるため、発足しました。」

【プロジェクトの内容、ゴール】
「今回のプロジェクトは5Sによる改善実施の目的+資質教育(部下育成)も兼ねています。5Sを通してコミュニケーションをとりながらよいチームワークをつくることがプロジェクトのゴールです。まだスタートしたばかりですが、現場にも少しずついい変化が出ています。この活動を通して、社員全員のモチベーションが変わっていくと思っています。」

【プロジェクトのスケジュール】
「2023年12月までの長期プロジェクトとなります。事務局として自発的に報告・共有事項ができるよう声掛けを行い、まずは係長自らがやってみて社員へ展開していきます。」

【9月のプロジェクトより】
 5S掲示板や改善メモを導入した気づきを各係で共有しました。「“自分から行動したことは伝わる”という先生の言葉を実践し、糸くずを率先して拾ったところ、今まで拾わなかった実習生が拾ってくれて、先生の言葉を体感できた!」などの変化をおっしゃっている方もいました!


▲左下はプロジェクトバッジ

会長の一言【部下指導について】

代表取締役会長 宮本 徹

初めて部下を指導する立場になると、どのように指導するべきか戸惑うことも多い。3点を意識して指導してみましょう。
1. 部下を信頼する
信頼関係がないと、ちょっとしたことでもコミュニケーションに問題が生じることがある。部下を指導するには、まず、信頼関係を築くことだ。部下に仕事を任せるよりも自分で片づけたほうが早いからといって、部下に仕事を回さない上司もいる。しかし、部下を指導する意味では、部下が成長しないので意味がない。部下の成長を促すために、任せた仕事は見守ることを心がけたい。
2. 部下の性格に合った指導を行う
部下の指導にマニュアルはあまり意味を成さない。部下を理解し、ひとりひとりに合った指導を行うことが大切。
3. 感情的にならない
部下が思うように行動できなかったり、何度も同じことを繰り返したりしていると、イライラしてしまうこともあるかもしれない。指導に怒りの感情が加わると、パワハラになりかねない。怒りの感情を認識したら、深呼吸するとよい。

新入社員の疑問【社長室ミーティング編】

 私たち新入社員は毎週月曜日に行われている社長室ミーティングを見学させていただきました。知らない方も多いと思うので、一体どんなことをしているのかを、皆さんに少しでも知っていただけたらいいなと思います。

・誰が参加するのですか?
 社長をはじめ、各部署の部長、部門長、役員の方々が参加します。県外の協力工場も8月からZoomで参加しています。

・なぜ毎週行うのですか?
 先週分の問題を各部署の代表が集まって共有し、解決に繋げるためです。問題を素早く解決するためにも、スピード感が大切なので、毎週行っています。

・議題は何ですか?
 主に、各現場の課題を挙げ、皆で助言や提案をします。具体的には、例えば品質の問題です。丸井グループ全体の品位を上げるために、C反、停台回数を減らすことについて話し合います。
また、1週間の受注状況を間接部門と生産部門で共有し、各部署にフィードバックもします。

・各部署の社員に会議の内容を共有していますか?
 会議参加者が各部署で共有しています。全員が問題を知っておく必要があるので、上司が伝達して皆で問題を解決できるようにしています。現場が1番大事なので、指図する側の考えを現場に伝える必要があります。

 ありがとうございました。実際に会議に参加してみて、数字やデータで現状を捉えることが具体的な打開案を提案できることに繋がると分かりました。こうして丸井グループが日々試行錯誤している様子が分かり、問題に対して向き合い、改善するためのスタートを切っていることが分かりました。

企 業 図 鑑

wundou

お客様の声を聞いてサッカーソックスに新サイズ!!

 メールにてサッカーソックス新サイズについてのアンケートを実施した結果、66%がサッカーソックスの大きいサイズが欲しいと回答があり、弊社のサッカーソックスに28~30㎝を追加しました。
これからもスポーツチームウェアとして必要なアイテムを商品化していきます。

Instagram素材紹介

 前月のスポーツ素材に続き、今月はユニフォーム素材のインスタグラムアカウントを紹介します。
 ユニフォーム素材はここ数年で素材の転換が進んでおり、丸井織物が得意とするポリエステルのストレッチ織物が増えています。これは、仕事の時に着る服を快適にするための機能性が求められているからでしょう。
 また、着心地だけでなく確かな品質を求められるのがユニフォーム素材の特徴です。「制電性能がある」「生地が強い」「毛羽立ちにくい」といった要求を満たすスペックが必要です。
 そのため、スペックシートに品質面も表記して、機能性は写真や動画で伝えられるように投稿しています。
スポーツやファッションとは少し異なり、身近なようで身近でない分野かもしれませんが、ぜひフォローやいいねをお願いします。

DP課新アイテム紹介

今月のDP課アイテム紹介は刺繍(ししゅう)です!今回はアイテムではなく、その加工方法のご紹介をいたします。
 インクジェット印刷にも使用しているTシャツにbrother製の業務用刺繍ミシンにて加工しております。インクジェット印刷にプラスして胸や袖にワンポイントで刺繍を入れたり、組み合わせたりもできるので、プリントだけではなく更に自分でカスタマイズしたい方にとってデザインの幅が広がると思います。
 Up-TサイトにてTシャツを選んでから左下の「刺繍」を選ぶと刺繍モードとなりますので、気になった皆様は一度ぽちっと押してみてください!
 以上、今月のアイテム紹介でした!