ニュース

J∞QUALITYの認証範囲が拡大されました

J∞QUALITYとは、(一社)日本ファッション産業協議会が認証する制度です。モノづくりにおける品質を限りなく追求した日本製であること、各工程の背景が見えること、安心して購入できる安全な商品であることを意味します。

丸井織物はこれまでも「織布・編立企業」として認証を受けておりましたが、このたび「染色整理加工企業」(デジタルプリント工場によるプリント事業全般)と「企画・販売企業」(最終製品の企画・販売)においても認証を受けることとなりました。

今後も安全・安心・コンプライアンス企業として、日本のモノづくりの研鑽に努めて参ります。

※企業認証番号(織布・編立) K0101200070
※企業認証番号(染色整理加工)K0102200071
※企業認証番号(企画・販売) K0104200072

>>Jクオリティ・アワード「ものづくりの達人たち」大賞受賞
>>丸井織物のサステナビリティ

植物由来の抗菌 PLA(ポリ乳酸)マスクを開発―ニュースリリース

丸井織物株式会社(本社:石川県鹿島郡、代表取締役社長:宮本 好雄)は、天然由来の抗菌繊維と言われる“PLA(ポリ乳酸)”で作られたマスクを、12月2~4日に開催される「高機能素材Week 第3回 高機能塗料展」の抗菌材料ゾーンにて発表いたします。

▲図1:“乳酸”と“酸”のダブルで抗菌効果を発揮するPLAマスク(サンプル品)。

新型コロナウイルスによるマスク需要の高まりを受け、これまで「ひんやり夏用マスク(接触冷感生地)」「無重力マスク(超軽量生地)」等でマスクの悩みを解決してきた丸井織物が、次は抗菌のメカニズムに着目。

丸井織物ではこれまでティーバッグ用のPLA(ポリ乳酸)の生産を行ってきましたが、今回PLA(ポリ乳酸)の抗菌効果を活かした抗菌PLAマスクの開発に至りました。

<PLAとは>
トウモロコシ等の植物を原料とする生分解性プラスチック。分解して土に還る性質をもつ。昨今のSDGsが叫ばれる世の中で、環境に配慮した素材として注目を集めている樹脂。(※詳細は下部の補足資料参照)

▲図2:18時間後(右)にはほとんど菌がいない。
試験条件:
・JIS L 1902「繊維製品の抗菌性試験方法及び抗菌効果」に準拠 ・試験方法:菌液吸着法 ・定量測定方法:混釈平板培養法 ・試験菌:黄色ぶどう球菌 ・試験機関:群馬県繊維工業試験場
※菌の培養は別の容器で行い、菌数測定の際にシャーレに菌を移動して測定。

また、グループ会社である倉庫精練株式会社(染色・加工)の商品も同ブースにて展示いたします。
同社は「抗菌」「制菌」「抗ウイルス」の3つの機能を付与する加工技術を持っており、ブースでは実際に機能を付与した商品を触っていただけます。

今回の出展での反響をもとに、生活の様々な場所で発生する菌を抑える製品の開発ならびにサステナブル製品の普及へとつなげ、世の中が安心・安全を取り戻すために貢献してまいります。

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高機能素材Week第3回 高機能塗料展」抗菌材料ゾーン
会期:2020年12月2日(水)~12月4日(金)
   10:00~18:00 ※最終日のみ17:00終了
会場:幕張メッセ
展示ブース :小間番号9-3 第2ホール C-542
出展アイテム:抗菌テキスタイル、PLA製品他
※実際に製品を触っていただける他、iPadにて自由に資料をご覧いただけます
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■会社概要
会社名 : 丸井織物株式会社
所在地 : 石川県鹿島郡中能登町久乃木井部15
代表者 : 代表取締役社長 宮本 好雄
設立  : 1956年
事業内容: 合成繊維織物の製造、IT事業
URL  : https://www.maruig.co.jp/

■本件に関する問い合わせ先
丸井織物株式会社
担当  : 宮本 米蔵、岡島 彩
TEL : 0767-76-2060
Email : a.okajima@maruig.co.jp

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<PLA(ポリ乳酸)補足資料>

(1)植物由来の生分解性
植物由来の糖を原料とするバイオマス且つ、生分解性のあるプラスチックである。
一定の環境下に置くことで加水分解が促進され、その後、微生物による生分解が進行し、最終的には「CO2」と「水」に完全に分解する。プラスチックごみによる環境破壊が問題視される中、環境に配慮した素材として注目を集めている樹脂。

(2)抗菌効果
PLAが加水分解する際に発生する“乳酸”と“酸”がダブルで抗菌効果を発揮するという点に着目。群馬県繊維工業試験場の協力を頂き、活性値5.6という具体的な数値として抗菌効果があることが分かった。(※上部の図2を参照)

テレビ東京 モーニングサテライト【輝く!ニッポンのキラ星】に出演

10月27日、テレビ東京 モーニングサテライト内の【輝く!ニッポンのキラ星】というコーナーで丸井織物が取り上げられました。

今回は丸井織物のIT事業に注目した内容です。

事業買収や企業買収をする理由、そして売上がわずか1年で約9倍にまで拡大した、その秘密とは?

ぜひ、バックナンバー等でご覧ください。

※取材は10月中旬に行われ丸井織物本社(石川県)だけではなくwundou(東京都)にもお越し頂きました。大変丁寧に取材して頂きまして、ありがとうございました。

モノづくりを通して社会の役に立つコミュニティ「SOCIALxACTION™」―ニュースリリース

 丸井織物株式会社(本社:石川県鹿島郡、代表取締役社長:宮本 好雄)が、世の中の困りごとを解決するコミュニティ「SOCIALxACTION™」をスタートしました。第一弾としてコロナ禍で困っている飲食店を応援するクラウドファンディングを公開いたします。

■キッカケ

 いつもよく行くご近所の飲食店が、コロナ禍という逆境の中でも必死で踏ん張ろうと毎日お昼どきに店先でお弁当を売っている姿を見て、「コロナ禍で困っている飲食店を応援したい!」「僕たちに出来るコトは何か?」と、お酒とお洒落を愛してやまない1人の社員の心が強く突き動かされ立ち上がりました。

■「SOCIALxACTION(TM)」が作ったシェフパンツとは?

 ここ数年、大トレンドアイテムとなり、定番になりつつある「シェフパンツ」を、「SOCIALxACTION(TM)」が、”あのパンツより感動する穿き心地”にアップデートさせました。その名も「KITCHEN(キッチン)」。既に協力店舗「ALA」にはユニフォームとして提供しています。その驚きの穿き心地から、「もうこれ以外を穿けない」とALAスタッフの声。つまり、”飲食店が認めたシェフパンツ”です。

<特徴>
(1) 塩素系漂白剤をかけても色落ちしない
飲食店では重要な「除菌・消臭・漂白」には欠かせない塩素系漂白剤。日常生活においても、使用することで「除菌・消臭・漂白」はできますが、色落ちに悩む方も多いはずです。「KITCHEN」はその色落ちがしない商品です。

(2) 撥水・撥油加工で汚れをはじく
飲食店でも日常生活でも、汚れがついて悲しい経験をされた方はいるはずです。「KITCHEN」はそんなストレスを少しでも解消すべく、汚れが付きにくい加工を施しました。(撥水性能1-2級・撥油性能6級 ※自社調べ)

(3) 穿いていることを忘れそうになるほどの快適なストレッチ性
使う人の着心地を考えたパターンやデザイン、スポーツ/アウトドアから着想を得た仕様を取り入れて、快適な製品となるように制作しました。

■プロジェクト第一弾 概要
<プロジェクト名>
「僕たちが作ったシェフパンツ」でコロナ禍で困っている飲食店を一緒に応援しよう!

<内容>
“裏原宿の陽気なイタリア酒場 ALA”のスタッフの声を聞きながら作った「あのパンツより感動するシェフパンツ」をMakuakeにて販売いたします。
販売を通して集まった支援金の一部を、今回協力いただいた「ALA」へ応援金として差し上げます。

<シェフパンツ「KITCHEN」情報>
価格 :通常価格 15,100円(税込)→ [100本限定] 超早割価格 11,000円(税込)
素材 :ポリエステル100%
生産国 :日本
カラー :スミクロ
サイズ :1・2・3(※ユニセックスアイテム)
販売期間:2020年10月14日~2020年11月29日

<販売ページ>
https://www.makuake.com/project/socialxaction/

■最後に 【発起人の想い】
仲間との楽しい時間や大切な人との素敵な時間を。時に悲しい時には元気と勇気を。飲食店はいつも僕たちの心と胃袋を元気づけてくれました。しかし、このコロナによる影響は凄まじく、皆さんの身近にある多くの飲食店が今窮地に立たされています。だから、僕たちに出来る手段で「コロナ禍で困っている飲食店を応援したい!」ただその強い想いだけで、利益度外視で走り出したプロジェクトです。僕たちと一緒に「裏原宿の陽気なイタリア酒場 ALA」を応援していただけませんか?僕たち「SOCIAL×ACTION(TM)」は、『飲食店を応援し続けます。』

■会社概要
会社名 : 丸井織物株式会社
所在地 : 石川県鹿島郡中能登町久乃木井部15
代表者 : 代表取締役社長 宮本 好雄
設立  : 1956年
事業内容:合繊織物及び合繊資材織物製造、IT事業
URL   : https://maruig.co.jp

【本件に関する問い合わせ先】
丸井織物株式会社
担当 : 岡島 彩
TEL : 0767-76-1337
Email: a.okajima@maruig.co.jp

リバーシブル秋色マスクの販売を開始ーニュースリリース

“化粧や汚れが付きづらく、94%の消臭効果を持つマスク”
【リバーシブル秋色マスク】の販売を開始

 丸井織物株式会社(本社:石川県鹿島郡、代表取締役社長:宮本 好雄)が「リバーシブル秋色マスク」の販売を開始しました。

 マスクによる暑さや頭痛などを「ひんやり夏用マスク」「冷感夏マスクwith特製冷却ジェル」「無重力マスク」で解決してきた丸井織物が次に挑んだのは口臭や化粧移りといったお悩み。
・マスクに化粧移りしにくい加工を施した“秋色美人マスク”
・「男前度」をアップする“秋色漢(おとこ)マスク”

の2種類の発売を開始しました。

【商品の特徴(秋色美人マスク/秋色漢マスク共通)】


①生地に油と水を弾くコーティングが施されており、化粧などの油汚れや汗などの水分を弾きます。


②撥油機能の効果で生地と油汚れの間に水や洗剤などが入り込み、油汚れを浮かせて落としやすくします。


③炭は大気中の有毒なガスや悪臭成分を凹凸に付着させ、成分を中和する働きがあります。この働きを利用した活性炭フィルターが、気になる口臭を防ぎます。


※特に活性炭は通常の炭に比べて表面積が大きく、その消臭効果も大きくなります。


④秋マスクの生地に使われている糸は太い部分と細い部分があり、生地自体に細かい凹凸があります。そのため、肌と生地が点で接触するので肌離れが良くなります。


⑤速乾性が非常に優れているため、毎日洗濯して毎日清潔に着用できます。


⑥通気性が更に向上。着用時の息苦しさを軽減しました。


カラーはカーキ/ネイビーとキャメル/ダークブラウンの2種類をご用意。
アジャスターがついているのでマスクひもの長さをお好みで調節可能です。

【商品情報】
・秋色美人マスク
・秋色漢(おとこ)マスク

価格   :1,850円(税込)
素材   :マスク  :ポリエステル100%
      ゴム紐  :ナイロン、ポリウレタン
重量(マスク本体+フィルター):
      秋色美人マスク:6.2g
      秋色漢(おとこ)マスク:7.0g

セット内容:マスク×1枚/防菌フィルター10枚/活性炭フィルター5枚

【購入方法】
下記URLにて販売しております。

・秋色美人マスク https://item.rakuten.co.jp/up-t01/bijinmask/
・秋色漢(おとこ)マスク https://item.rakuten.co.jp/up-t01/otokomask/

【本件に関する問い合わせ先】
丸井織物株式会社
担当 : 岡島 彩
TEL : 0767-76-1337
Email: a.okajima@maruig.co.jp

「wundou」を事業譲受―ニュースリリース

 丸井織物株式会社(本社:石川県鹿島郡、代表取締役社長 宮本好雄)は、2020年8月31日付で、株式会社アドベンチャーの連結子会社である株式会社wundou(本社:東京都葛飾区、以下wundou)の全株式を取得し、事業を譲受いたしましたのでお知らせいたします。

 丸井織物は「世界に飛躍するカクシン・センイ・カンパニー」をビジョンに掲げる日本最大の合繊織物メーカーです。繊維とITをかけ合わせた事業の多角化を積極的に進めており、特にオンデマンドで1枚からTシャツを制作できるオリジナル商品サービス「Up-T」事業が大きく成長しています。

 wundouは、1990年に創業したスポーツウェア製造販売会社で、アウトドア、フィットネス、チームウェアなどあらゆるジャンルのスポーツウェアを総合的にラインナップし、全国のスポーツ用品店・学校向けに製造販売を行っております。

 今回の事業譲受により、丸井織物は「Up-T」事業のスポーツウェア分野への進出を図るとともに、オンデマンドのオリジナルサービス事業の強みを活かし両社の事業の親和性を最大限に高め事業領域の拡大を図ってまいります。

 丸井織物のIoT生産システムと連携させることで、チームウェアをはじめとした様々なスポーツウェアのオンデマンド化が可能となり、業界最短の納期(最短3日)でのサービス提供が実現いたします。現在のお取引様へのサービス向上に寄与するとともに、エンドユーザーに向けたEC構築を行いマルチチャネル化も進めていきます。

 今後の展開では、ユーザーからのダイレクトな情報をもとに丸井織物が得意とする高機能スポーツウェア素材を使用した独自のファクトリープロダクツを開発し、商品ラインナップに投入するなどのシナジーも期待でき、グループ一貫でスポーツウェア製造販売事業を進め、お客様への新たな価値を提供してまいります。

■事業譲受の概要
・株式会社wundou
・譲渡契約日:2020年8月31日
・買収額:非公開
※当社の自己資金より譲受価額全額を支払っておりますが、当社の資金繰りに特段の影響はございません。

■株式会社wundouの概要
・商 号:株式会社wundou
・役員構成: 代表取締役社長 土居 俊輔
       常務取締役   石坂 亜弓
       取締役     堀内 洋介
       取締役     王 霖
       取締役(新任) 宮本 米藏(丸井織物(株)副社長)
       取締役(新任) 磯岡  潔((株)ウィル・テキスタイル社長)
       取締役(新任) 宮本 智行(丸井織物(株)常務取締役)
・本社所在地:東京都葛飾区東金町6-6-5 センタービル金町6階
・設立:1990年7月11日
・資本金:3,000万円
・売上高:786百万円(2019年8月期)
・事業内容:スポーツウェア製造販売
・会社 URL:https://www.wundou.com/

■丸井織物株式会社の概要
・商 号:丸井織物株式会社
・代表取締役社長:宮本 好雄
・本社所在地:石川県鹿島郡中能登町久乃木井部15
・設立:1956年4月11日
・資本金:5,700万円
・事業内容:合繊織物及び合繊資材織物製造、IT事業
・会社 URL:https://www.maruig.co.jp

〔本件に対する問い合わせ先〕
丸井織物株式会社
〒929-1801 石川県鹿島郡中能登町久乃木井部15
担当:経営企画部門 宮本 米藏
TEL:0767-76-2060 Fax : 0767-76-2061
E-mail :yonezo_miyamoto@maruig.co.jp

News+Release(wundou事業授受)

当社の「冷感夏マスクwith特製冷却ジェル」を各メディアで取り上げていただきました

当社が真夏に向けて開発した、「冷感夏マスクwith特製冷却ジェル」を各メディアに取り上げて頂きました。

4月から販売を開始した「ひんやり夏用マスク」が予想を上回るご注文を頂いたことで、「春にこれだけ需要があるのなら夏にはもっと冷たいマスクが必要になるのでは」と考えて開発に着手した今回のマスク。
このために開発した特製冷却ジェルをポケットに入れることで猛暑を乗り切ろうというアイテムです。

一般の冷却材と異なるのは、固く凍らないという点。シャーベット配合のジェルが優しく肌を冷やしてくれる仕様です。
立体型となり、ゴム紐の長さを調節できるアジャスターが付き、糸から縫製まで日本製にこだわったこちらのマスクも、たくさんのメディアに取り上げて頂きました。

<冷感夏マスクを取り上げて頂いたメディア様(順不同・敬称略)>

フジテレビ 直撃LIVEグッディ!/テレビ朝日 中居正広のニュースな会/日テレ ZIP!/フジテレビ めざましテレビ/NHK能登/MRO北陸放送 レオスタ/石川テレビ 石川さん Live News it!/読売テレビ かんさい情報ネットten./静岡朝日放送 とびっきり!しずおか土曜版/ウェブマガジンBONNO/日刊スポーツ/北國新聞/北陸中日新聞

各所でご紹介いただきありがとうございます。

今回もマスクに対する皆さまのニーズを多く頂きました。
生地の力で皆さまのお困りごとを解決できるようなマスクを今後とも発信していければと考えていますので、引き続きどうぞ宜しくお願い致します。

サステナビリティ委員会の設置について―ニュースリリース

丸井織物株式会社は、このたび、持続可能な社会の実現に向けて、事業を通じて統合的に取り組むために「サステナビリティ委員会」を設置いたしました。また、あわせて「丸井織物 サステナビリティ・ビジョン」を策定しましたのでお知らせいたします。

地球規模での環境や社会課題の解決に向けての国連総会での「持続可能な開発目標 (SDGs)」の採択やパリ協定発行などで、国際社会が大きく変化しています。また近年、国内外の関心の高まりの中で、サステナビリティ製品の需要が増大してきており、同時にお客様からはその透明性と安全性の証明が要望されています。

当社は「仕事を通して人間成長をはかり、豊かで健やかな人生をつくりあげる」という経営理念のもと、社員一人ひとりの理念の実践を行いその活動の輪を取引先や地域社会に拡げることを通して、社会への貢献を果たしながら企業成長をしてきました。

今回、サステナビリティの視点を踏まえた経営を更に促進するため、代表取締役社長が委員長となり、「サステナビリティ委員会」を設置いたしました。サステナビリティ委員会では、サステナビリティに関する全社方針や目標の策定、重要課題(マテリアリティ)のモニタリング及び体制の構築と整備などを行っていきます。

また、新たに「丸井織物 サステナビリティ・ビジョン」を策定しました。今回策定したビジョンのもと、SDGsをはじめとする社会課題の解決に向けた取り組みを加速させていきます。

サステナビリティ・ビジョンの主な内容は以下の通りです。

「丸井織物のサステナビリティ」 URL: https://www.maruig.co.jp/sustainability01

(1)サステナビリティ・ビジョン

(2)マネジメント体制

(3)重要課題(マテリアリティ)
 1.環境に配慮した革新的なものづくり
 2.環境に配慮した製品の提供
 3.健康で快適な生活への貢献
 4.共存共栄の健全なサプライチェーン
 5.人間成長とやりがいのある職場
 6.持続可能な経営基盤の強化

〔本件に対する問い合わせ先〕
 丸井織物株式会社
 〒929-1801 石川県鹿島郡中能登町久乃木井部15
 担当:経営企画室 宮本米藏  
 TEL:0767-76-2060 Fax : 0767-76-2061
 E-mail :yonezo_miyamoto@maruig.co.jp

News+Release(サステナビリティ委員会設置)

SNSでバーチャル展示会 動画で特徴伝え、既存客に好評ー繊研新聞

 合繊織物製造の丸井織物(石川県中能登町)はSNSを活用したバーチャル展示会を今月末まで行っている。新型コロナウイルスの影響で合同展が中止されたが、代替案を模索。生地の風合いが伝わる動画など現場発で工夫し、評判も上々という。

 同社は素材メーカーや商社などからの委託生産が主力だが、テキスタイルの自販にも力を入れ、伸ばしている。特に年2回のプレミアム・テキスタイル・ジャパン(PTJ)の出展で新規開拓や既存客をフォローし、新作も企画してきた。

 5月に予定されていたPTJが中止となって即、代案を検討。企画担当など3人の若手を中心に、オンライン展示会としてコンテンツを作った。SNSの公式アカウントにアップした素材は今、ニーズの高いマスク用ガーゼのほか、綿やレーヨン調のポリエステル、ストレッチウールなど。得意の合繊に限らずに新作を見せ、動画でストレッチやドレープの様子など、できるだけ生地の特性を伝えるよう工夫した。

 既存客からの反応は想定以上で、インスタグラムでは2000人超が閲覧した。詳細への問い合わせも多い。31日までで、今後も新作を加える予定。

 SNSを利用しない層に向けても、子会社の倉庫精練(金沢市)に共同のショールームを設け、ウェブ上でも見本を見られる仕組みなどを検討している。

(2020.5.21/繊研新聞)

インスタグラムアカウント(@marui_noto)/ https://www.instagram.com/marui_noto/
ツイッターアカウント (@MaruiOrimono)/ https://twitter.com/MaruiOrimono

当社の「ひんやり夏用マスク」を各メディアで取り上げていただきました

当社が夏に向けて開発した、接触冷感機能を持つ「ひんやり夏用マスク(防菌フィルター付き)」を各メディアに取り上げて頂きました。

1月に中国で新型コロナウイルスが流行していると聞き、日本でもマスクが必要になるのではないかと考え、2月から布マスクの開発をスタートしました。
日本の店頭からマスクが消えた2月半ばに「洗えるマスク」、3月に「伸びるマスク」の販売を開始し、このまま暑い夏を迎えるとたいへんなことになると考え、今回の「ひんやり夏用マスク」を販売いたしました。

販売開始から予想外の反響を受け、販売予定の5倍のご注文を受けました。その後、たくさんのメディアに取り上げて頂きました。

<ひんやりマスクを取り上げて頂いたメディア様(順不同・敬称略)>

日刊スポーツ/北國新聞/北陸中日新聞/FNN プライムオンライン/TBSラジオ ACTION/フジテレビ めざましテレビ/北陸朝日放送 ゆうどきLive/NHK かがのとイブニング/石川テレビ 石川さん Live News it!/TNC テレビ西日本 ももち浜S特報ライブ/CBCテレビ 花咲かタイムズ/TBS サンジャポ/読売テレビ あさパラ!/テレ朝 羽鳥慎一 モーニングショー/TBS Nスタ/フジテレビ とくダネ!/日テレ ZIP!

各所でご紹介いただきありがとうございます。

現在、フル稼働で生産を行っておりますが、これまで当社になかった製品のためお時間をいただいております。増産体制を急ピッチで整え、少しでも早く皆様にお届けできるよう社員一同で取り組んでいるところですので、引き続きどうぞ宜しくお願い致します。

STAY HOME時代のテキスタイル展示会―ニュースリリース

丸井織物株式会社(本社:石川県鹿島郡、代表取締役社長:宮本好雄)は、同社のSNSアカウントを利用して、“人がいない展示会”を開催しています。

本展示会は、年2回東京国際フォーラムにて開催されているビジネス商談会「プレミアム・テキスタイル・ジャパン」が、新型コロナウイルスの影響で中止となったことを受け企画したものです。インスタグラムやツイッターといったSNS上を展示スペースに見立てて、自社開発生地のプレゼンテーションをしています。

今話題のマスクに使える生地を始め、「部屋干し3時間で乾くため夜に洗濯して翌朝着用できる生地」や「まるでウールにしか見えないのにポリエステルの機能を持つ生地」など全10品番を展示予定です。画像だけではなく生地を触る動画もあり、実際に展示会に来場して生地を手に取っているような雰囲気を目指しています。

マスクや医療用ガウンの製作をする機会を通して、「生地には人々のライフスタイルを変える力がある。」と今まさに私たちが体感しています。
「この生地たちをまた違った方法で世の中に届けてくださる素敵な皆さまとの出会いの機会をなくしてはいけない。」という開発担当者の想いから、家にいながらでも参加できる新しい展示会の形を模索いたしました。

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-MARUI ORIMONO fabric library-
 5/7(Thu.) 〜5/31(Sun.)

 #オンライン展示会
 #丸井織物 #MaruiFabricLibrary

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新型コロナウイルス感染拡大に対する当社の取り組みについて

今般、新型コロナウイルスに罹患された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
皆さまの早期回復と一日も早い感染の終息をお祈り申し上げます。

当社では新型コロナウイルスの感染拡大を防止するべく、お客さま、地域の皆さま、従業員等の安全を第一に考えてまいります。
現在実施している当社の新型コロナウイルスに対する取り組みは以下の通りです。政府指導に基づき、随時更新して参ります。

 

<1. 当社で実施している感染拡大防止策>

  • 海外出張の原則禁止および不要不急の国内出張の自粛(オンラインと併用)
    ※「緊急事態宣言」の状況を受けて、社内の特別な事情がない限り発令地域への出張は自粛
  • 工場見学の受け入れは極力控える
  • 会社敷地内へ入場される全てのお客様の体温チェックを実施
  • 業務上可能な社員には積極的に在宅勤務、時差出勤の実施
  • 勤務中の手洗い・うがい・マスク着用・アルコール消毒の徹底
    ※生産現場では人との距離が保てる場合のみマスク着用なし(熱中症対策)
  • 社内会議中の「一席おきの着席」「マスク着用必須」「会議中・会議後の換気」を徹底
  • 社内における各種イベント・集会(入社式や採用面接等)において上記を徹底または延期
  • 社員食堂での「黙食」を実施と各テーブルへ除菌シートの設置
  • ハンドドライヤー(温風ジェット乾燥機)の使用禁止
  • 事務所ドアの常時開放
  • 全社員において出勤日当日の体温測定・記録を実施
  • 体調不良がみられる場合は自宅静養

<2.新型コロナウイルスに関連した当社の製品・サービス>

感染拡大の抑制のため、自社の技術と工場管理ノウハウを活かして下記アイテムを製造し、自社オンデマンドサービス「 Up-T 」やクラウドファンディングサイト「 MAKUAKE 」様にて販売しております。

また、ガーゼや生地、ゴム紐等のマスク用資材を生地販売サービス「 Textile Mall 」にて販売しております。

(2021/05/05更新)

社会が一日も早く平時を取り戻せるよう、引き続き丸井グループとして可能な限りの尽力をしてまいります。


― 安全・健康信条 ―

  1. 安全は、全社員の責任であり、義務である。
  2. 安全はすべての作業に優先し、いかなる業務よりも重要である。
  3. 危険を予知する感受性を高め、気づいたことは必ず実行しよう。
  4. 常に5Sを心がけ、職場を美しく働きやすくしよう。
  5. 「全社員の安全と健康を第1に徹する」を念頭に、明るい職場環境づくりを推進しよう。

※丸井グループの安全宣言、健康宣言についてはこちらのページをご覧ください。

「健康経営優良法人2020 大企業法人部門」に認定されました

このたび、丸井織物と宮米織物が「経済産業省 健康経営優良法人認定制度 大規模法人部門」に認定されました。
(大規模法人部門:全国1481法人)

※健康経営優良法人認定制度とは、地域の健康課題に即した取組や日本健康会議が進める健康増進の取組をもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度です。

大企業法人部門に関しては、メーカーとしては能登地区で初の認定となります。

丸井グループは「丸井グループにかかわる全ての人々が、仕事を通して人間成長をはかり、豊かで健やかな人生を創りあげるところにある。」を経営理念に掲げています。
経営理念を達成するためには、「社員1人1人が心身ともに健康でいきいきと仕事に取り組むことのできる職場」であることが大切です。

今後も健康経営に積極的に取り組む企業として、推進してまいります。

※丸井グループの安全宣言、健康宣言についてはこちらのページをご覧ください。

 


― 安全・健康信条 ―

  1. 安全は、全社員の責任であり、義務である。
  2. 安全はすべての作業に優先し、いかなる業務よりも重要である。
  3. 危険を予知する感受性を高め、気づいたことは必ず実行しよう。
  4. 常に5Sを心がけ、職場を美しく働きやすくしよう。
  5. 「全社員の安全と健康を第1に徹する」を念頭に、明るい職場環境づくりを推進しよう。

 

2020年・新時代をどう生きるかー繊研新聞

進化続ける丸井織物
長期ビジョン策定し、世界への飛躍目指す
クロステック(X-Tech)で次世代事業創出へ

国内最大の織物メーカー、丸井織物(石川県中能登町)が進化を続けている。合繊長繊維織物を主力に、この間、受け身の委託ビジネスから主体的な企画提案による提案委託やテキスタイル自販へシフト。テクノロジーを駆使した生産システムの高度化や、オンデマンドのオリジナルTシャツEC事業なども軌道に乗せる。今年1月には長期経営ビジョン「Vision2030」及び中期経営計画「Next Stage-300」をスタート、世界への飛躍を目指し、一層のテクノロジー活用で次世代事業を創出していく。


織物工場


三つの“カクシン” 着実な成果に

 15年からの前中計「革新200」では、ものづくりとITの融合によって「業態」「製品」「技術」の三つの“カクシン”を目指したが、これが着実に進展。売り上げも順調に拡大し、最終年度を1年繰り上げて20年から次のステージに移る。この間、柱のテキスタイル事業では、商売形態は委託や自販などさまざまでも、自ら主体的に開発・提案したものが稼働の中心を占めるなどカクシンの手応えをつかむ。生産面では織機にセンサーを搭載するなどデジタル化、IoT(モノのインターネット)化を進め、生産性向上や開発のスピードアップを続ける。

集中モニターで生産状況を可視化

 IT事業ではオリジナルTシャツをオンラインで受注生産する「Up-T」(アップティー)を筆頭にオンデマンド型ビジネスが新規で成長、M&A(企業の合併・買収)で新しい分野、売り先も取り込みながら、スマホケース、ネイルなどへオンデマンド事業を続けている。

旧来ビジネスにIT活用、M&Aも継続

 このほど策定した長期ビジョンでは、30年に「世界に飛躍するカクシン・センイ・カンパニー」を目指し、20~24年の中期で新しいテクノロジーを取り入れたクロステック(X-Tech)による次世代ビジネスにつなげる。いずれも、若手社員らを中心にしたジュニアボードが半年強の議論を経て策定し、原点の“織り”をコアに据えつつ、将来の事業環境の変化を見据えた。
 数値目標は最終年度に売上高300億円(19年度約190億円見込み)と、環境が変化するなかでも着実に成長し、より高収益や事業体を目指す。

 基本戦略は衣料、産業資材、IT・新規事業の三つで策定。衣料は物作りにおけるITの活用を引き続き進め、北陸産地をはじめとする同業(水平)や前後工程(垂直)との多様な連携を強化する。
 産業資材は、現状の限られた分野からさまざまな新規用途開拓を狙い、そのための専門組織立ち上げも計画する。
 IT・新規は18年に子会社化したオリジナルラボを核にサイトの認知を高め、オリジナルグッズの展開を広げていく。得意のSEO(検索エンジン最適化)技術を生かし、旧来ビジネスにITを活用することで再構築できるような分野への参入を狙い、M&Aも視野に入れる。

Up-T工場

カスタマイズTシャツが軌道に
オンデマンド事業で横展開

 織物製造を本業とする丸井織物だが、ITを活用した新規事業に挑み、なかでもプリントTシャツなどのオンデマンド事業は国内屈指の規模に成長している。オンライン受注生産のプラットフォームを生かし、スマホケース、ネイル、似顔絵といったサービスにも広げている。
 カスタマイズTシャツを販売する「Up-T」(アップティー)をスタートしたのは15年。パソコンやスマホなどからユーザーが簡単にオリジナルTシャツのデザインができ、サークルのユニフォームやイベントグッズなどのほか、クリエイターの服作りも支援する。自社で受注~プリント~発送の仕組みを構築し、1枚から3営業日で発送という少量短納期のサービスが売り。

増設したプリンター

 18年には同様の販売サイトを運営していたオリジナルラボを子会社にし、出口も拡大。Tシャツ以外に、バッグ、はっぴ、タオル、スマホケース、マグカップ、ネイルなどアイテムを広げ、オンデマンドのビジネスモデルを横展開している。また、全国のグラフィックアーティストらと契約し、オリジナルの似顔絵イラストを受けるサービスも始めている。

 プリント事業の拠点は、本社近くにあり、かつて小学校だった廃校跡だ。この中にTシャツ用のインクジェットプリンターは27台まで増え、スマホケース用プリンターなども含めると計42台を揃える。日本屈指のデジタル工場は、日本中の消費者とオンラインで結ばれ、さまざまなアイテムのプリントを日々、受注する。
 次は海外市場への進出を検討しており、越境ECサービスの準備を進めている。

丸井織物株式会社 代表取締役社長 宮本 好雄

(2020.2.21/繊研新聞)