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丸井グループ社内報 Challenge World 10月号 Vol.372

クラウドファンディング結果!

 皆さんは8月号で紹介したクラウドファンディングの成果をご存知でしょうか?
実は生産を行うための目標金額を22時間の内に達成し、最終的に目標の3倍以上の金額を集めるヒット商品となりました!

 今回は目標を大きく上回る成果を上げたクラウドファンディングに関して、テキスタイル開発課課長に取材をさせて頂きました。

Q.目標を達成した要因は?
 ユーザーが白シャツに対して抱えている悩みを1つでも多く解決できるよう、これまで丸井織物+丸井グループが培ってきた技術を結集させ“ユーザーの欲しい超多機能”としました。
 もう1点は欲しくさせる「限定」のワードでのマスク特典。しかし、クラウドファンディングの性質上、実際に手に取ることが出来ません。そこで、WEBページでは、白シャツ着用時のオーソドックスな悩み、テレワークの増大に伴うタイムリーな悩みを提示し、ON-OFF使える製品機能を示しています。また、機能の有益性をわかりやすく伝えるために、写真や動画を多く使用しました。

 そして、今後のトレンドとしてサステナブルな製品が取り上げられるなか、「ペットボトル11本分のリサイクル糸を使用」という具体的定義を示すことで、お客様にサステナブルへの貢献度合いをわかりやすく示しました。
 また、長く使えるためアパレル在庫等資源の無駄を排除する点としてもサステ訴求になります。

Q.次はどんな商品を考えていますか?
 ファッションに限定せず、より幅広い世代のユーザーが欲している+こんなのあったら良いモノへターゲティングし差別化機能、ニューノーマル時代への商品訴求へと挑戦していきたいと思います。

会長の一言【頼れるリーダーとは…自律型人材の育成】

代表取締役会長 宮本 徹

リーダーはお互い協力し合うことで強みを活かし合い、弱みを補い合うことが大切です。そのためには自分ができないことがあったら他の人に素直に頼るということですが、強いリーダーほど自分の弱みを人に見せたくないものです。人に頼るのが苦手。部下には相互依存を求めつつ、自分自身は相互依存の基本である人に頼ることをしない。完全に矛盾です。部下・メンバーを頼ってはいけない、何でもしっかりできる自分でないといけないという無意識の思い込みがうまくいかない根本の要因なのかもしれません。そこを緩め、自分のダメさを部下にさらけ出していけば、部下から支えてもらえるリーダーになれるのではないかということ。すなわち、リーダーも含めた相互依存が成り立つということです。これが、“頼れるリーダー”の定義です。世間一般で言われる頼れるリーダーは部下が上司を頼るという意味合いで使われると思います。でも敢えてここではその逆を定義したいと思います。部下を頼れるリーダーこそ、文字通り『頼れるリーダー』なのだと。

新入社員に教えてください! ~加工品評会編~

 9月1日に加工品品評会が行われました。毎月1回行われているそうで、集まった方々の中には会長・社長の姿も見られ、製品の品質、コスト、生産性面について議論されていました。

 この会の目的は開発された製品の情報を共有し、役員や他部署の方々にアドバイスを求める他、営業の方々に販売してもらえるよう共有することも含まれています。

 今回出された試作品は来年のスプリングサマー(春夏)とオータムウィンター(秋冬)向けの生地で、例えばスプリングサマー用は通気性に優れているなど、暑い季節に適した機能性をもつ生地が出されていました。
 私たちは来年、有名なブランドの製品になるかもしれない生地に触れるという貴重な経験をすることができました。再来年には同期が活躍するそうなので、彼らには強い期待が集まるばかりです。

モノ作りを通じて、社会の役に立つ活動を行う集団「SOCIAL x ACTION」

 『元SHOP店員の視点から、世の中の困り事を解決し、日常生活で感じるストレスを解消していく。』をコンセプトに掲げた、モノ作り集団「SOCIAL ACTION」を立ち上げました。

 キッカケは、「コロナ禍で困っている人達に対して、僕に出来るコトは何か?」と。行きつけの飲み屋の方々が、必死で踏ん張ろうと毎日お昼にお弁当を売っている姿を見て、お酒とお洒落を愛して止まない僕の心は激しく揺さぶられました。
 だから、今秋よりクラウドファンディングで「#飲食店を応援しよう」プロジェクトを始めます。クラウドファンディングで製品を販売し、集まった支援金の一部をタイアップ飲食店に応援金として寄付します。僕の胃袋と肝臓をガッチリ掴み、いつも元気をくれた飲食店に、モノ作りを通じて恩返しをしていきます。

…今回ご紹介するのはここまで。
気になって仕方ない方はクラウドファンディング開始か、次月グループ報をお楽しみに。撮影風景だけ少しお見せします。