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丸井グループ社内報 Challenge World 7月号 Vol.369

新入社員に教えてください! ~社長診断編~

 みなさんは6月18日に丸井織物にて行われた「社長診断」をご存知でしょうか?私たち新入社員にとっては「何を診断しているのか?目的は?」などの疑問がありました。そこで、新入社員の目線で調査した、社長診断について報告します!

 まず私達は社長診断の概要を知るために丸井織物社長の宮本好雄さんにインタビューを行いました。

Q.社長診断とは?
 「事業計画に沿って掲げられた全社の方針を達成するための取り組みであり、全社の方針を部、課、個人の方針へと順々に落とし込んでいきます。これにより、個人の方針達成が積み重なり、全社の方針が達成されるという仕組みになります。また丸井織物では、年2回行い、半期毎に各方針の進捗状況を共有・確認し、次の半期に向けて改善や修正を行っています。」

Q.メリットは?
 「社長診断の場では、部長や課長が方針の進捗報告を行いますが、聞き手は役員だけではなく、他部署の方もいます。そのため様々な視点で改善案が提案されることや、方針を達成するために他部署への要望を提案することも可能になっており、有意義な意見交換が出来ることです。」

 私達は社長へのインタビュー後に、実際に社長診断を見学させて頂きました!今回の社長診断はコロナ対策として必要最低限の方のみ会議室に集まり、その他の方はリモートでの参加となりました。私達も一室にご一緒させて頂きリモートで見学しました。
 実際に見学してみると今の私達では言葉の意味や資料の見方で理解できない箇所が多くありました。しかし、疑問点は診断の最中に室内で質問することが可能で、リモート見学の良い点であると感じました。
 最後に、貴重なお時間を割いてご協力くださった方々、ありがとうございました!

会長の一言【コロナ禍の対応について】

代表取締役会長 宮本 徹

 全国を対象に非常事態宣言が解除されましたが、コロナウイルスの影響はまだまだ終わりません。日本経済も世界経済も甚大なダメージを受け、新社会人や新入生は出鼻をくじかれ不安だらけの船出となりました。このままでは、日本人の多くが将来に対する不安から消費を控え、特に若者たちの大半は借金をして住宅や車などを「所有」しようとは思わなくなります。
 但し、この現象は仕方がない面もあります。親世代は子供に大手企業や役所などに入り、安定した生活を送ることを期待します。経済がシュリンクする中で「ナンバーワンよりオンリーワン」という意識になり、“坂の上の雲”や世界を見ずに育っています。その上、社会人になり、昇進・昇給が望めず、年金も期待できず、将来不安で萎縮する一方、何とかなるという楽観的な人も増えています。
 この状況を抜け出すためには、将来が不安だからこそ諦観するのではなく、状況が変わればそれに応じて変われば良いし、行動することです。『窮すれば即ち変ず、変ずれば即ち通ず』です。

倉庫精練5S活動 復活プロジェクト

 倉庫精練では5S活動復活プロジェクトを展開中です!どのようなことが行われているのでしょうか?丸井織物 生産調査室に教えて頂きました!!

Q.プロジェクト発足の経緯は?
 「5S活動の維持、不良や設備の安定稼働のため発足しました。」

Q.どのような活動をしていますか?
 「初回は“5Sの基本ふりかえり”講義(対象:課長、係長、リーダークラス)を行い、設備が似ている丸井織物 七尾工場を見学しました。
 2回目は従業員約100名へ3S・5Sについて講義を行い、講義後は実際に大掃除を実践しました。プロジェクトは11月までを予定しています。」

Q.目標を教えてください!
 「活動を通して、5Sの維持管理だけでなく、不良削減や設備安定稼働も達成できるよう活動していきます!!」

人がいない展示会 裏話

 現在、テキスタイル開発課では先月号で紹介している「人がいない展示会」の他にも、24種類の生地サンプルをまとめた「超寿命機能素材集」を配っています。こちらは以前展示会にいらっしゃったお客様に配ることで、展示会に来られなくても生地をお客様に知ってもらえるという試みです。また、生地ごとに説明文を記載しており、特徴がしっかりと伝わります。
 このような活動を始めてから、お客様に「動画見たよ」、「この生地いいね」と言ってもらえることが増えたそうです。実際、Instagramではフォロワーが一割ほど増え、現在5,500人を超えました。コロナ対策から考えられた企画でしたが、丸井織物の活動や商品のイメージアップにも繋がっているようです。

★編集後記(丸井織物新入社員)★
 私達、新入社員は先月号からグループ報制作に携わっています。今月号は記事のアイディアを出し合い、インタビューをして文章を作成することが大変でした。しかし、同期や多くの方に助けていただき仕上げることができました。今後も一歩ずつ成長していきたいと思っています。沢山の方に読んで頂き、もし良ければ感想など頂けると幸いです!