大井 拓郎

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インタビュー

Interview

大井 拓郎

営業(産業資材)

2010年入社
近畿大学 理工学部 応用化学科 卒業

産業資材を経営の柱に。
私たちの製品が人々のライフスタイルを豊かにする。

営業とは?

丸井織物のテキスタイル部門における営業は、大きくファッション・アパレル用テキスタイルと、産業資材用テキスタイルに分かれます。私は、ファッション・アパレル用テキスタイルの担当を経て、産業資材用テキスタイルの担当となりました。会社として大きく変化させようとしていることがふたつあり、ひとつは海外への拡大、もうひとつは産業資材を経営の柱とすること。私の配置転換は、後者へ注力していくためのものだと思います。

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なぜこれから“産業資材”なのか?

当社には「テキスタイル×IT」というキーワードにて2020年までの中期経営計画“革新200”がありました。その計画の中でテキスタイルとITを融合させたモノづくりを掲げ特に衣料分野において成長してきました。更なる会社の成長として次期中期計画については産業資材に注力し、衣料、ITに次ぐ3本目の柱として事業成長させ経営基盤を強化しようと考えています。
弊社内では産業資材分野は非衣料分野とも呼び、つまり、衣料ではない全ての分野を指しています。まずは現在の強みである生産技術分野に注力しつつ、既存設備では生産が難しい未知の分野にも挑み、独自の技術をモノにしお客様に貢献していきたいと考えています。また、そこで得た技術を逆に衣料分野へ展開していくことも可能と考えており、相乗効果を図っていく考えです。



世の中の流れは?

国連が採択したSDGs(持続可能な開発目標)を基軸としたビジネスが主流になってきます。SDGsが設定した世界の課題について、いかに解決ができるのかが重要になってきます。弊社としては「織をコア」としながら、衣料、産業資材×ITを掛け合わせたX-TECHにて世界に貢献していきます。
また、オンとオフの境目など、あらゆるものの境界がないシームレスな世の中になっているという流れもございます。ファッション・アパレル用テキスタイルと、産業資材用テキスタイルとの境目もなくなってきています。例えば自分も愛用していますが、パラグライダーの生地を応用してつくったダウンウェア用の生地があります。軽いだけではなく耐久性に優れています。パラグライダーの生地が簡単に破れたら大変ですからね(笑)。ダウンウェアというボリュームゾーンを、資材用の生地で更に広げていける。これが産業資材が持つ可能性です。

今後はどのような展開を?

当社の強みである資源を、どの分野に集中させるのかを考えています。正直なところ、事業を拡大させるにあたって未知の部分が多いので、スピード感を持ち、本気で考え、本気で行動・決断していく。この繰り返しや習慣化が非常に大切になります。

これから必要とされる営業人材とは?

繊維の知識を持っているかだけではなく、意思疎通がはかれて物事にしっかりと対応していける能力が必要とされます。私の周りも、社外とも社内ともうまくコミュニケーションをとって課題を解決していくタイプが多い。また、物事にじっくり取り組むタイプの人もいる一方で、課題に対しての突破力がある人もいます。お客様に寄り添う+攻めの課題解決型営業をしていく事、今後会社が成長する為には絶対に必要だと感じています。