石川 晶太郎

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インタビュー

Interview

石川 晶太郎

第1生産部 サイジング1課(課長補佐)

2006年入社
七尾商業高等学校 商業科 卒業

幅広い分野を学べる会社。
自分だけの経験が、自分だけの技術となっていく。

いまやっている仕事は?

丸井織物には、糸を準備するための工場と、その糸を織る工場があります。私が現在所属しているのは前者の工場です。
入社してからの経歴については後述しますが、現在は現場に出ながら生産の段取りや、課全体の設備を改善または生産技術課へ提案するなど、生産性の向上について常日頃から考えています。あわせて部署横断型プロジェクトへの参加など、多岐にわたる業務を任せて頂いています。


入社後のキャリアは?

入社後配属されたのはサイジングと呼ばれる経(タテ)糸を準備する工場でした。そこで毛羽を取り除く整経工程や、後工程で生産しやすくするための糊剤を付ける工程等を担当し、2017年に生産技術課に異動しました。
技術課では開発部門が作った設計書に基づいてサンプル品を作る「試織」という工程があります。今までは準備機しか触れてこなかったですが、試織を通して織機にも触れる事ができ準備~織りまでの流れも把握する事ができました。また、技術課時代には、設備開発、改造等のテーマ活動や海外出張も何度か行かせて頂いた事もあり今の自分の大きな財産となっています。技術課での経験を活かすべく2019年より、再び準備工程に配属されています。
複数の工程を経験した人にしか生み出せない幅広いアイディアや技術を、会社から期待されていると感じます。



中期経営計画に向けて

昨年、中期経営計画作成に携わらせて頂きましたが、自分が会社の5年後のビジョンなんて語れるのか?場違いじゃないか?というのが行く前の率直な感想でした。
参加してみて、糸から製品までの商流をある程度理解することができましたし、企業が成長していくためには顧客、資金、生産背景の同時拡大が必要、ということが分かりました。既存ビジネスモデルの陳腐化のスピードが急速に進む時代で、持続的成長を続けるためには繊維業界内での新たなビジネスの挑戦や、繊維以外の分野を複数持つことで、社内資産の有効活用や事業の安定性を高めることが出来ることも知れて良かったです。

就職を考えている人へメッセージを

丸井織物は社員のチャレンジを後押ししてくれる会社です。糸から製品、そしてITと様々な事を学べる企業環境があり、若手、中堅クラスでも強い意志があれば会社の中長期ビジョンを描く場に携わる事ができます。研修制度も充実しており、人材育成にはかなり力を入れています。私自身もその企業環境のおかげで成長できたと思います。若いうちから成長していきたいと考える人にはぴったりの環境が、ここにはあります。