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2008/08/25
南通だより
−東レ前田名誉会長がご来社−
丸井南通 宮本米蔵総経理
東レ株式会社の前田名誉会長が5月末に東レ中国の各事業所訪問をされ、5月23日には丸井南通にご来社されました。当日は現場巡視もされ、丸井南通が順調に事業運営されているとの評価をいただきました。特に、エアバック事業については更なる事業拡大をするつもりで取り組むようにとのご意見をいただきました。
前田東レ名誉会長をお迎えして
「桜」を記念植樹して頂く
―「現場力強化」活動展開中―
丸井南通では「現場力強化」を本年度のスローガンに掲げ全員参加で活動を展開しています。本活動は、企業活動のオペレーションを担う現場が企業の価値を生み出す主役であり、現場で働く社員一人ひとりがやる気と主体性をもつことが、企業の優位性を築くとの考えを基本に活動推進をしています。 「現場のみんなが当事者意識をもつ。」、「現場のみんなが考える。」、「現場のみんなが情報を共有する。」、「現場のみんなが意見をぶつけあう。」、「現場のみんなが汗をかく。」、「現場のみんなが努力を続ける。」そうした「一見当たり前のことを当たり前のようにやっている」企業風土を作るための第1歩の活動と考えています。
「現場力強化」の活動展開中
―「見える化」でさらけ出す―
08年上期は、「現場力強化」の第1ステージとして「見える化」を徹底的に進めてきました。「見える化」とはトヨタ式の現場改善用語ですが、中国語では「可視力」または「一目瞭然化」と言い、既に中国語訳の本も多数販売されています。まずは、企業活動におけるあらゆる問題をさらけ出すことが「見える化」の中核です。具体的には各部署に活動板を設置し半年間かけてブラッシュアップを続けてきました。PDCAが一目瞭然になっているか、問題や異常をさらけ出して、組織の共通認識になっているかどうかをポイントに集中して活動を進めてきました。その結果、短期間の内に、今何が問題でどうしようとしているのかが見える現場になってきています。また、現場の5Sにも「見える化」の思想を反映された改善案が出されるようになり、若い中国人の吸収力に改めて関心をしています。
―自律的改善力をもつ中国人−
ところで、中国では本年4月1日付けで労働契約法が改正され、契約期間の長期化の方向が打ち出されました。一般的にはコストアップ要因になると言われていますが、見方を変えれば、じっくり人材育成をさせる本来の日系企業の仕組みを活かして、競争力強化を計れるよい機会とも言えます。 丸井グループには昔から「丸井に勤めた人はどこの会社へ行っても通用すると言われるようにしたい。」という社内教育の目指す姿が語られてきました。丸井南通でも、高い技能と成長意欲を持った人材育成を重点課題として、経営理念である人間成長を具現化させていきたいと考えています。 この7月末には「現場力強化」の第2ステージと位置づけて「個別改善活動」をスタートさせました。中国人リーダー達が率先して問題を改善しようとする姿を目の当たりにして、中国人も意識が高まれば自律的改善能力を発揮できると確信しています。 日本も高度成長期にアメリカのものまねをして諸外国から揶揄された時期がありました。現状だけみると、中国も当時の日本と同じでコピー商品が氾濫しとても独創的な本物を作り出される国になれるとは思えません。しかし、中国の変革のスピードは日本人の常識を超えており、次の世代には今とは違う中国が出現することは確実だと感じます。北京オリンピックの開催で中国は例年以上に暑い夏となっています。
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